お墓関連について考えて、子供世代と話をしているご家庭も多いと思います。これは関わる家族みなそれぞれが違う立場であるのと、誰にとっても未来は確実でないので、なかなか今、普遍的な答えを出せるということができないのが実情ではないでしょうか。とくに、費用面での不安が大きな負担になっていると感じます。これから先、私たちの次の世代は年金受給もままならない、税金の課税額があがる、などの社会的な影響ものしかかり、自分の生活費の不安の中で、死んだ人の墓の世話、なんて二の次、三の次、のように思っていることが実情。そんな中に自分の死んだ後の世話までせがんでいくのはかなりの負担になるのではと感じてしまいます。
そんな場合は以下のステップで自分の死後の所在はどうしたいか、を分析してみることをお勧めします。
(墓問題自己問答フロー)
- 墓に入りたいかどうか
- 墓守り役、もしくは墓守りまででなくても、年に一回くらい来て掃除してくれたり、墓地管理人との必要事項との連絡を取れる人が確保できるかどうか
- 墓に入る場合は新しいお墓を建てるか、先祖代々に加わりたいかどうか
- 新しい墓を建てる場合は、その候補地の確保までに十分な時間があるか
- 最後に費用面、自分がどのくらい残していくか、約30年くらい分の経費は残していけるか?残していけない場合は家族とその分の補填ができるかどうかのシュミレーションをしてみる。
この5番まで来たところで、どうしても費用面で問題がある場合、樹木葬、という選択肢があることも是非ご紹介したいと思います。
これは、私が長年通わせていただいているお寺さんが、時代の先を見据え、かなり前から
-永代供養を安価で確保できる
-樹木や草木を墓の代わりにシンボルとして植えるので掃除や管理は不要
-自治体の緑化にも貢献できる
という観点から、樹木葬というスタイルを提供しているのです。
うちは娘二人とも長男に嫁ぎ、しかも一人は海外で暮らしているので、現実的に考えて墓を世話してもらえるような状況ではなさそうなのもあって、樹木葬もありだな、と思って前向きに検討しています。
それにしても、こんなこと考えるのは生きている間だけであって、死んでしまったら別にどうでもいいことなんだな、と先日の友人の突然の死から思ったりもしています。結局は、立派な墓よりも子供や孫たちにたまに思い出してもらって心の中で手を合わせてもらえるようにすることの方が供養になると思ってるので、今をみんなと楽しく過ごすこと、これが一番大事。
色々な花をみながら死後を想像してみたりもする。
