※今回は相当痛い表現が出ます

※苦手な方はご覧にならないでください


その後もダラダラと出血が続いたものの、なんとか検査日を迎え病院へ病院




(しかし…手術の日までこれ飲まなきゃいけないんだもんなぁ…萎えるわ…ネガティブネガティブネガティブ




ダラダラとした出血の原因となっている、ディナゲストという薬。

飲まなきゃいけないのはわかってるんだけど、どうにもホルモン剤は私の情緒を不安定にさせる傾向にある真顔真顔

ネガティブなことばっかり考えたくないんだけどなぁ。




そうこうしてると診察室へ呼ばれ、そのまま検査前処置に入る。

事前に言っておきますが、ここからが地獄だった。




病院「はーい、消毒してクスコ入れますねー」




(う、痛い…まぁでも消毒なんてこんなもの…)




全く痛くないわけではないが、まぁ我慢できる痛み。言うてもクスコ広げられる時は痛いけど…驚き




病院「はい、じゃあここからお薬入れていきますねー」




と言われた次の瞬間





「っ!!?」ガーンガーン





想像を絶する痛みが。






悲しいま!待ってください無理、痛、痛いです


病院「痛いですよねー、ちょっと我慢してくださいねー」


悲しい「いや、ちょ、ちょっと待ってもらって良いですか、すみません」



何とか一度待ってもらって、その間に深呼吸で痛みを逃す。数秒で少し落ち着いたので、「お願いします(お願いしたくないけど!!!)」と伝え歯を食いしばるも、痛くて仕方ない。


何、これ。


今までいろんな検査したけど経験したことない種類の痛み。内臓が痺れてジンジン痛い。いますぐ入ってる器具を全て抜いてもうやめて!!!と叫び出したい。


反射で涙が出る。体から冷や汗が吹き出す。


看護師さんが「もう少しで終わりますからねー」と肩を撫でてくれるけど、もはやそれどころではない。


絶え間なく襲ってくる痛みに耐えるのに必死で「呼吸してください、楽になりますよー」といくら言われても体が言うことを聞かなかった。手を握りしめて、手のひらに爪が食い込んで出血する。でもそんなの気にならない。もううめき声しか出せない。



病院「前処置終わりです、おつかれさまでしたー」



ようやく終了を告げられて、それと同時に意識が遠くなる。すぐそばで看護師さんが「急いで血圧計持ってきて!」と言っているのに、すごく遠くで話してるように聞こえた。






薬「………さん、…っこさん、こっこさん!」






ゆすられて、名前を呼ばれて。





薬「大丈夫ですか??!」


絶望「あ、はい…大丈夫、です」


薬「良かった」





ほんの数秒らしいが、あのまま気を失ったらしい。

汗が体にまとわりついて冷たい、そんなことを思った。





薬「どこかおかしいところ、ある?」


絶望「すごく寒くて、手足が痺れてます」


薬「そうだよね」




とにかくあったまろう。

動こうにも手足に力が入らないので看護師さんが車椅子を持ってきてくれて、そのまま病室まで運んでもらう。痛みは検査中のそれとは比較にならないものの、その間もずっと続いていた。


ベッドに横になってふう、とため息をつくと




薬子宮鏡検査までまだ2時間くらいあるからゆっくり休んでてね。何かあったらすぐナースコールしてね」




と緩めにとどめを刺される。



そうなんだよ。

これからなんだよ、本番…絶望絶望絶望絶望絶望






痛みで冷え切ったお腹をさすりながら、

わたしこんなに痛い思いして一体何やってるんだろう。


こんなに痛い思いまでして、やる意味があるのかな。


さすがに痛みの前にはポジティブな考えなんて爪の先ほども持てず。

痛みで体を丸くしながら、ただ時が過ぎるのを待った。