映画大好き主婦ライターのことです。

普段は整理収納アドバイザーの資格を活かして、片付けコラムニストとして活動しています。

 

フランス留学時代に映画を勉強していたこともあり、アメブロでは映画についてのあれこれを語っています。

 

みなさんは映画を観る基準ってありますか?

  • 話題の映画だから
  • 好きな俳優が出演しているから
  • ストーリーがおもしろそうだから
  • 原作が好きだから
などなど。理由はたくさんあると思いますキラキラ
 
わたしの場合、監督で選ぶことがかなりの割合を占めます。
 
ですが、この『サムライ(Le Samouraï)』に限っては、ひたすらアラン・ドロン(Alain Delon)を眺めるためだけに観ました爆  笑
 
いや、監督のジャン=ピエール・メルヴィル(Jean-Pierre Melville)の作品は好きですよ?
フレンチ・フィルム・ノワールの重鎮ですし、アラン・ドロンの美しさもメルヴィル監督の演出があってこそですから。
 
映像はスタイリッシュそのもの。
孤独な殺し屋の悲哀は感じるけれど、決して悲劇ではない。
ストーリーも悪くない。これぞフレンチ・フィルム・ノワール!

右差しフィルム・ノワール(film noir)とは

フランス語を直訳すると「黒い映画」という意味。要するに犯罪映画のこと。
1940〜50年代のハリウッドでつくられた犯罪映画の総称です。これらの作品を踏襲したフランスの犯罪映画をフレンチ・フィルム・ノワールといいます。メルヴィル監督はその代表格。
 
 
『サムライ』に関しては、とにかく観て!!!としか言いようがないダッシュ
 
アラン・ドロン演じる殺し屋ジェフ・コステロが、どの角度から見ても美しいのキラキラ
カッコいいんじゃないくて、つま先から頭まですべてが美しいの。
小鳥に餌をあげている姿すら絵になる男、それがアラン・ドロンハート
 
そして、こんなにトレンチコートが似合う人、世の中に彼しかいないんじゃない?ってくらいサマになってる。
 
実はわたし、初めて観たアラン・ドロンの出演作が『カサノヴァ最後の恋』(1992年)という映画で、すでにアラン・ドロンは50代の後半。
だから、恰幅のいいおじさんのイメージしかなかったのアセアセ
 
でも『サムライ』を観てからは、もう夢中ラブラブ
 
ルネ・クレマン監督の『太陽がいっぱい』はもちろん、イタリア映画の巨匠が監督を務めた『山猫』や『太陽がひとりぼっち』あたりもぜひ観てほしい!!
 
どれもアラン・ドロンが美しいという理由で観ている作品ではあるけれど、別にアイドル映画じゃないですよ!?
出演作は芸術作品といわれるものが多いので、顔だけで器用されたわけではないと思います。
 
そのなかでも、わたしのイチオシは『サムライ』電球
イケメン好きのみなさんには、ホントおすすめ!!!

星『サムライ』の基本情報星

タイトル:『サムライ』

原題:Le Samouraï(フランス語)

監督・脚本:ジャン=ピエール・メルヴィル

製作:ジョルジュ・カサティ

キャスト:アラン・ドロン、ナタリー・ドロン、フランソワ・ペリエほか

音楽:フランソワ・ド・ルーべ

公開:1967年(フランス)

上映時間:105分

製作国:フランス、イタリア