お久しぶりです。こっけです。

 

 

今日は結婚のメリットについてまとめようと思います。

 

昔から結婚することでのメリットは心理学界の大きな研究テーマの一つでした。

Gove,Hughes, & Styleさんたちの1983年の研究では、

「既婚者は独身者に比べ、人生の幸福感が高い」と示されています。

 

 

また、Rossの1995年の研究では、「結婚することで他者との絆が育まれ、この絆が人を抑うつから守ってくれるため、既婚者は独身者に比べ、抑うつ状態になりづらい」と指摘しています。

 

 

でも待って下さい。恋愛の形とは結婚だけじゃなないですよね。

 

同棲しているカップル複数人と付き合っている人特定の相手とよくデートにいく人彼氏・彼女が全くいない人

 

これらの恋愛の形において、心理的にはどの様な差があるのでしょうか?

 

 

コーネル大学のPaul R. Amatoさんは1980人の被験者を対象に調査を行いました。

 

すると、「付き合っていることでの幸福」が最も高かったのは、

 

特定の相手とよくデートにいく人でした。

これは分かるような気もしますね。結婚して落ち着いた恋愛よりも、付き合った当初の、あの燃えるような関係の方が幸福なのも頷けます。

 

 

しかし「人生の満足度」となると話は変わりました。

既婚者が最も人生の満足度が高く、続いて同棲しているカップルが満足度が高かったのです。

 

 

さらに「抑うつ度」ですが、

これも、既婚者が最も低く、続いて同棲しているカップルと特定の相手とよくデートに行く人が同じくらいで低く、

多数の相手と付き合っていたり、誰とも付き合っていない人はやや抑うつ度が高い傾向にありました。

 

 

つまり、恋愛の燃えるような幸福を得るには「特定の人と誠実に付き合う」のが最もよく、

もっと長いスパンでの、人生の落ち着いた満足感や、抑うつになりづらく精神的に健康であるためには「結婚する」のが最も良かったのです。

 

 

さらに同研究では、691人を対象に1992年~1997年までの5年間に渡って調査を行っています。

すると「パートナーとの関係性に満足していた者は、その後、人生に対しても満足度が高まった」と分かりました。

 

 

 

では、結論です。

 

人生に満足したいなら複数人と交際するよりも、特定の人と交際し、同棲・結婚することをお勧めします。また、精神的に健康でいたい場合も特定の人と交際し、同棲・結婚することがおすすめです。

さらに、結婚した場合、結婚関係に満足感を持てるようにしましょう。そうすることで、あなた自身の人生に満足が訪れます。

 

 

参考文献

 Paul R. Amato. (2005). Consequences of relationship status and quality for subjective well-being. Journal of Social and Personal Relationships, Vol.22(5): 607-627.

 Gove, W. R., Hughes, M.M., & Style,C. B. (1983). Structures and processes of social support. Annual Review of Sociology, 14, 293-318.

 Ross,C.E.(1995). Reconceptualizing martial status as a continum of social of attachment. Journal of Marriage and the Family, 57, 129-140.