大学時代にお世話になった先生のご退官で、最後の講義を聞きに行ってきました。
在学中、美術科の中で一番お若い先生だったので、
今日で私たちの知っている先生は
構内にはいらっしゃらなくなりました。
なぜ絵を描くのか
なぜこの絵に辿り着いたのか
先生の今日までの時間と
出逢った人々の存在とが
先生の作品への思いに込められているのだと
拝聴しながら感じました。
聴いているうちに涙が出てきました。
目の前にいらっしゃる先生の
貴重な人生の中の
4年間で、
私は沢山、しかも楽しく
学ばせていただいたこと。
教室は250名を越えて
立ち見(聴き)状態。
全員が先生を中心としたアート系。
とても幸せな空間でした。
デッサンよりテンペラ画より
私が一番苦労した「絵本作り」の授業。
これが私の今に繋がっています。
吉岡先生、ありがとうございました。
出版できたら、ご自宅までお届けに上がらせてください。頑張ります。