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飛ばねぇ豚は、ただの豚だ。


出発前日に、旅行に行くことが決まる前に決まっていた飲み会があって、ほろ酔いで帰宅。

まだ荷物がまとまっておらず、仮眠してから(今思えばよく起きられたものだ)、荷物をまとめる。


4週間という旅行にしては長めな期間、海外に行くから、なかなか頭を悩ませた。
5年前にベトナム・カンボジアに2週間行ったときの荷物のリストを見ながら、考える。


2週間が4週間になっただけで、4週間だからといって、特別増やすものはないだろう


と、わかってはいるものの、それでもやっぱり何か必要なんじゃないかと不安になってしまうのは幾つになっても変わらない。はやく決断力のある大人になりたいものです。


なんとか自分なりに最小限に荷物をまとめる。何かぜったい忘れてる、と思いながら朝6時すぎに家を出る。まぁパスポートとお金と夢さえ持っていけば、なんとかなるだろう、と言い聞かせながら。



地元の駅で、友人と合流する。
今回の旅行は、男2人旅。
1人旅も良いけど、2人だと何かと楽なのだ。


成田空港につく。

チェックインする前に、一旦詰め込んだ荷物を取り出して、整理し直す。ついでにパブロンを取り出す。(荷物をまとめている時から気付いていたけど、前日の飲み会終わりから、ノドが痛くて風邪気味だった)

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それからチェックインして、おにぎりと水を買って、軽い朝食をすまし、パブロンを飲む。早く治っておくれ。


フライトの時間が近づき、飛行機に乗り込む。
目的地はクロアチアの首都、ザグレブ。
直行便はないから、ウィーン経由で向かう。
そのウィーンに向けて成田から12時間のフライト。


そんな長時間のフライトは初めてだから、ちょっと楽しみだった。
人によっては、長時間フライトは無理、っていう人がいるかもしれないけれど
個人的に飛行機に乗るのはこどもの頃から好きで、シートに座ってからゴゴゴゴ...と離陸する瞬間はいつも純粋にワクワクするし、飛んでいる間も常に高揚感がどこかにあって楽しい気分になる。


iPhoneに入れていった、映画を観る。

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『紅の豚』





今回なぜヨーロッパに行くことになったかと言うと、
もともとずっと前から「死ぬまでに地中海を一度見に行きたい」と思っていて
それをポロッと友人に話したら、たまたまお互いまとまった時間があったので
じゃあ行こうよ、という話になり、
そこからトントン拍子に物事は進み、一週間後にはクロアチア行きのチケットを手配していた。



さらに一週間後にはこうして飛行機に乗っていたわけで。






そんなことをぼんやり思い返しながら、
窓の景色を眺めて自分がいま雲の上にいるのを確認すると、なんだかフシギな気分になった。









早起きは三文の徳

老人リズムが戻ってきたお陰で、朝にゆとりができた。


朝、家を出る1時間前までに
もろもろの家事や支度が終わって
それから、ゆっくりと椅子に腰掛けて本を読むことができた日には
一日のスタートとして申し分ない。


夜、家に帰ってきて
家の中がスッキリとしていて
ごくスムーズに夕飯を作り始められた日には
食べ終わってからもスムーズに後片付けできることは請け合いで
そのあとゆっくりお風呂(大量に汗をかいていたら先に風呂)に入って
そして、もろもろやりたいことやって、寝る前の読書。
一日の終わりとして申し分ない。


つまり、朝がうまくいくと、夜も大体うまくいく。

この当たり前のような、正しい生活のリズム。

なかなかそうはできない体質だったので、この老人ルーティーンを大切に続けていきたい。



早起きの徳、この歳になってしみじみと感じております。

cods
イトウ(84歳)



朝焼けと三日月
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こういう朝焼けが見れるのも、早起きの徳。

サッカースパイクと本


先日、いっぺんに本が10冊届いた。



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その日に本屋で1冊買っていて、
前日には1冊届いていて、
10冊届いた翌日にはもう2冊届いた。


ちょっと買いすぎた。笑


これも旅行から帰ってきたら、大学一年生の秋ぶりに、無性に読書欲が湧いてきたからで。

ひとつひとつ封をあけ、一冊一冊、まえがきやあとがき、もしくは目次なんかを読み通す。

そのまま先を読みたい気持ちを押し殺して、一冊読んだら、また次の一冊。
新しいクラスに入って、新しい友達の名前をひとりひとり憶えるように、丁寧にじっくりと読む。




そして、まえがき的なモノをすべて読み終えて
どの本も間違いなかった。これから読むのが楽しみだぞ、ウムウム。と頷く。

このときのドキドキワクワク感は一種の快感。


この快感は、新しいサッカースパイクを買ったときの
早く履いてサッカーをしたい。と自分の部屋で真新しいスパイク(買ってから唯一家の中で履ける状態)を試し履きする時の様なドキドキワクワク感に似ているかもしれない。


はやく、これを履いてプレーがしたい。きっと上手くなってやる。


新しいスパイクを履いたからといって、サッカーが巧くなるわけではない。
確かにその真新しいスパイクを履くことで、プレーの幅を広げてくれたり、新しいテクニックが身につくかも知れない。

けど、それは決してスパイクが生み出したモノではなくて、
あくまでそれをひとつの道具として、ヒントにして
自分の向上心によって己の内から身に付けていくモノで、
テクニックやサッカーセンスは決して外側から身につく訳じゃない。


最初はソールのポイントが高かったり、革が固かったり。
でも、使い込むことでポイントの高さはちょうど良くなって、革は柔らかくなって、足に馴染んでくる。愛着が湧く。で、(努力すれば)ウマくなる。



これと、一緒のことが本でも言える気がする。
決して本を読んだだけじゃ、自分の身になった、だなんて言えない。
それを自分なりに解釈して、何度も繰り返し読んで読み砕き、はじめて自分の血となり肉となる。
外からではなくて、内から。


本はファッションじゃない。
言うなれば、食べ物。
衣ではなく、食。



そんな風に自分に言い聞かせながら、読書。



読書の初夏。
なかなかイイっす。





(...あ、スパイクは完全に"衣"だ。)




cods
読しょ夏 イトウ







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とある本屋の切手が素敵でした。
こうゆうのさりげないけど、大事ね。