ママは今日 こんなことあったよ。
あるアクセサリー屋さんでさぁ。 カップルみたのよぉ。
ちょっとかっこいい感じで優しそうな 男の子と
今風のお化粧のおしゃれな女の子
女の子のほうは、店内を一通りながめて、時計を熱心に物色。
その間に男の子は ペンダントのことについて店員さんにコソコソ質問。
なんて言ってるか聞こえて来たんだけどさ、 どうも女の子にプレゼントしたいらしいのよ。ほほえましいよね。
ペンダントをあげたいの。店員さんは、そのペンダントがちゃんと18金でイタリア製ですといって、きっと、喜ばれますよぉ なんてアドバイスしてた。
男の子は 決めたいんだけど、ちょっとばかし予算が微妙。
どうしようかなぁって、マジでなやんでたのよ。
ママは思わず ほほえんだねぇ。
そこへ女の子がやってきて、今自分がつけてるペンダントがシルバーかホワイトゴールドか見てくれと言ったのよ。これは いいものだと思うの、なんて言いながら。
そのクロスのペンダントは、確かにいいものらしく、ダイヤモンドがいっぱい付いたものらしい。
店員さんも、間違いなくダイヤと金ですよ、いいものですよと言ってたもん。
そしたらその女の子、みんなの前でなんて言ったと思う?
「そうでしょう! もと彼からもらったんだもん!」
てやんでぇ てめぇは なんつうことを ぬかしやがるんでぃ
時計見ながらでも、今の彼が おめぇのために なんか選んでることぐらい分かってたろーが! ダイヤも金も おめぇが着けたら、錆びた地金にしかみえねーよ、あほぅ!!
ママは 思わず二人についていって、こんなバカオンナとは、はよ別れいと どなりたかったよ 久しぶりに