こんにちは、荻窪さん太郎です。

年末年始は地元北海道へ帰省しておりました。

年始にスノーボードをするために山岳ガイドをしている友人に大雪山黒岳へ連れて行ってもらいました。

そこは標高1984m、北海道で3番目に高い場所で最高レベルの雪質の場所でした。

山頂

雲海でした

黒岳はロープウェイ、リフトを乗り継いでも標高1520mまでしか上がれないので、残りの464mは雪山登山、バックカントリーというやつです。

登りっぱなしで暑いので半分以上の時間は上着の前は開けて登る

登山の甲斐あっておそらく人生で一番の雪質に遭遇できました、大変楽しかったです。

気温は-15度ほどで標高2000ｍほどだと雪が湿ることはほぼないので雪質はドライパウダー状態でした。

この雪質を求めて世界中からスキーヤー、スノーボーダーが北海道へ来るそうです。

以前から気になっていたのが、なぜ世界中からスキーヤーがわざわざ北海道へ来るのか、ということ。

カナダ、ニュージーランド、ヨーロッパあたりから来られる方が多いそうですが、そっちの方が雪質が良いのでは？

と思っておりましたが、どうやら北海道はスキーヤーにとって世界一の雪質だそうです。

というのも冬の北海道ではほぼ毎日雪が降るのですが、これは島国じゃないと難しいようであまり世界に無いそうです。

また、世界の都市別積雪ランキングを見ると世界1位は青森市、2位は札幌市、3位は富山市とのことでした。

雪が降る場所は他にもたくさんありますが、ある程度人が住んでいる場所、都市別でランキングを出すとこういう結果になるそうです。

つまり良い雪がありつつ、ある程度人が住んでてきちんと整備されてるような場所となると北海道になるということみたいです。

逆に言えば、普通こんなに雪が降るところに人間は住まない、という証明である気もしますが北海道は大変素敵なところです、嫌いにならない程度にこれからも冬の北海道へ帰りたいと思います。

豪雪国家日本