セイ * 3歳6ヶ月



この日、大型スーパー内のゲームコーナーで


立ち止まったセイ。


3歳過ぎてからは


わたしの「行くよ!」の声にためらうことなく


その場を離れることができるようになっているのですが


この日は



ママの育休、あと何日?


動かない。


わたし:「行こう」


セイ:「これがやりたい」


困った・・・


わたし:「100円もするよ、高いよー」


といつものように心情に訴える。


でも


セイ:「えー、やりたいんだもん。。。」


逆にこちらの心情に訴えてきた。


久々の戦闘態勢突入?


と、思っていた矢先・・・


セイ:「セイ、おうちに400えんあったでしょ?」


え?


と驚いてしまいました(  ゚ ▽ ゚ ;)




そう。


実はわたしの母からもらったお年玉に


紙幣とは別に100円玉が4枚入っていました。


子ども自身が好きなものを買えるように


という意図のようですが


セイはそれにとても喜んでいて


大事そうに自分の財布(日頃は出番なし)に


入れていました。


それを覚えていての発言。



ママの育休、あと何日?


そう言われると


もう断れませんでした。


わたし:「そうだね、じゃあ今はママが貸すね。」と・・・。


そういえば


カヨコばぁちゃんの本にも確かお年玉の使い方


が載っていたっけ。


とても共感できる内容。


祖父母からのお年玉は


自由に使わせ、お金の使い方を考えさせるというもの。


カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方/ダイヤモンド社
¥1,260
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本の一文が頭に浮かんできました。


無駄遣いをしても


本人があとで「無駄だったな」と感じれば


無駄遣いはしなくなる。




アンパンマンゲームに100円を使ったセイは


「もっと!」と言うこともなく


「はい、おわった。いこう、ママ!」と


その場をスムーズに離れることができました。


何かを感じたかな?



それにしても


3歳って


ただ「やりたーい!」って意見をごり押しするのではなく


どう相手を説得するかを考え始める年齢なんですね。


他から見ると当たり前かもしれませんが


うちでは


今までと違ったやり取りだったので


びっくりしましたw



ママの育休、あと何日?



嬉しいような


今後が怖いような・・・


心の成長をちょっぴり感じた日でした。