ガソリンが高いこのご時世、燃費って気になりますね。
一般的な普通車と言われる車は、10km/L~20km/Lの間でしょうか。
ハイブリット車になると、20km/L~30km/Lの間で各メーカーさんがしのぎを削ってますね。
さらに電気自動車まで現れたので、燃費自体の考え方も難しくなった様な気がします。
新車販売においても、燃費はお客様から選ばれるための戦略のひとつです。
こんなご時世だからこそ、エコ運転、エコドライブ、エコカーって言葉が生まれるのでしょう。
さて、そんなエコが叫ばれる中、大型トラックの燃費ってご存知でしょうか。
運送業界に縁もゆかりも無い方にとって、大型トラックの燃費は想像もできないと思います。
そんな、大型トラックの燃費と、大型トラックのエコ運転についてご紹介します。

大型トラックの燃費向上は以外にむずかしいけど会社の為に
大型トラックの燃料は軽油です。
その軽油を積んだトラックの燃費は『2』です。
厳密にいうと、2.3km/L~2.8km/Lの間をウロウロしてました。
一般的に良く見かける大型トラックですが、メーカーさんが発表している燃費は、約4km/Lですが、新車で購入して一番伸びた燃費で3.2km/Lでした。
公式発表の燃費はあくまで参考値程度なので、実質良く伸びても3.8km/L位だと思います。
良く聞くのが、高速道路に乗ると燃費が上がるというお話、それは乗用車のお話で、トラックでは間違い、大型トラックは高速道路の方が燃費が落ちます。
では、大型トラックが燃費を向上させるためには、どんなドライブテクニックがいるのでしょう。
大型トラック燃費向上ドライブテクニック
大型トラックの燃費は想像できない位悪いです。
いくら燃料が軽油と言っても、今の軽油はガソリンとさほど値段が変わりません。
ならば会社の為でもあり、自分の為でもある燃費向上を少しでも目指して、会社の経費削減に少しでも協力しましょう。
そういったことが考えられる方は、この先も色々会社の為に貢献してくれるはずです。
では、燃費向上の為のエコ運転についてご紹介します。
グリーゾーンでのシフトアップ
一般道(ベタ)においては、信号停車や一時停止で発進と加速を繰り返します。この発進と加速のやり方が燃費を大きく左右します。
大型トラックにおける発進と加速はタコメーターのグリーンゾーンで行う事が最も燃費を向上させます。
大型トラックのグリーンゾーンは1,000~1,500rpmなので、その中間1,200rpmあたりがベストです。
アクセルはベタ踏みするのではなく、約半分の50%に抑える事が大切です。
低回転でのシフトアップで燃費もアップするでしょう。
7速を多用すべし
一般道(ベタ)では、他の車の流れに沿って走る事が安全です。
しかし、大型トラックで小さい乗用車の加減速に合わせようとすると、低速段での走行が走り易く感じます。大型トラックが一般道で使用するのは5速~6速と言われていて、最も燃費性能の良い7段速をしない事が多い様です。
流れに沿って走行する事も大切ですが、大型トラックは合わせる方が難しいので、のんびり7速で走る方が燃費にも自分にも優しい運転です。
速度を一定に保とう
夜間の2車線道路では、トラックの集団が所狭しと走行しているのを良く見かけます。その中に、走行車線を右へ左へと合間を縫いながら暴走しているトラックも見かけます。
長年トラック運転手をしていると分かるのですが、一般道で1台や2台を抜き去っても信号やその他車両でせき止められるのは目に見えています。
あんなにぶっとばしてたのに、信号で追いついたとか良くある光景ですので、そんな運転をするより車間距離を十分にあけ、のんびり一定速度を保ち、信号が変わりそうなら早めのスピードダウンで加速を和らげる運転を心がけましょう。
スピードは出し過ぎない
大型トラックは高速道路で燃費が落ちると冒頭に書きましたが、それは空気抵抗が関係しています。
大型トラックの全面は、空気抵抗を受けやすい形をしていますので、速度が上がれば上がるほど空気抵抗が上がります。
空気抵抗が上がればそれに比例して、前へ進む力も必要になり燃料も使い燃費が落ちると言った悪い方向へ進んでしまいます。
トラック運転手としては、早く荷下ろし場に着いて休みたい一心です。
しかし、ここは時間にゆとりを持って、ゆっくり余裕のある走りを心がけましょう。
エンブレや排気ブレーキを多様しよう
大型トラックは軽油で走行できるディーゼルエンジンを積んでいます。ディーゼルエンジンは、アクセルを戻すと燃料が噴射しなくなり、燃料を使わない走行が可能になります。
しかし、アクセルを離しても走れる場所は、下り坂位です。
荷物を積んでいれば下り坂でアクセルを戻すのは当たり前ですが、信号の変わり目もアクセルを戻す事が必要です。
歩行者信号が付いている交差点では、歩行者信号が点滅しだしたら加速するのではなく、減速を始めて下さい。減速時はアクセルペダルから足を離し、エンブレと排気ブレーキを使用すれば燃費向上になる事は間違いありません。
アイドリングストップ宣言
エコの時代にアイドリングストップは常識になりつつあります。トラックも同じだと思いますが、長距離運転で疲れて休んでいるのに、季節的にクーラーが使用できないのはつらいですね。
そんな時にアイドリングストップを叫ばれても無視しますね。
そういう時ではなく、こまめなアイドリングストップが大切です。信号停車やコンビニでの買い物、ちょっとした休憩などは、エンジンをこまめに切って、燃費向上に貢献してみてはいかがでしょう。
ちょっと徹底するだけでも燃費は飛躍的に向上するでしょう。
こまめなメンテナンス
トラックは長距離走るものですので、こまめなメンテナンスが必要です。タイヤの摩耗や空気圧の調整、エアフィルタの目詰まり掃除、オイル交換やエレメント交換もこまめに行う事が大切です。
タイヤ、エアフィルタ、エンジンオイルのメンテナンスが不十分だと、燃費にかなりの影響を及ぼしてしまいます。
他の事で燃費を向上させても、一つの不十分さで燃費を落としては意味がありません。
しっかりとメンテナンスをして、安心できるトラックに乗りましょう。
最後に
大型トラックの燃費の悪さにびっくり仰天ですね。
こんなに燃費が悪くても長距離運行は儲かるのか心配です。
さらに、大型トラックは空気抵抗によって高速道路の方が燃費が悪い事も分かりましたね。
大型トラックでエコ運転するのはなかなか難しい事も分かりましたね。
今日からでも燃費向上を心がけてみましょう。
あせってバタバタした運転とスマートで余裕の運転では、どちらが良いかは言うまでもありません。
余裕さえあれば、無事故無違反、燃費向上で会社に貢献できること間違いなしです。