続いては国内最大級の音楽配信サイト・レコチョクの年間ランキングです。幅広い層への認知という意味では、ここのランキングがヒット曲の実態に最も近いのではないかというのが個人的な感覚です。


 1 GOD_i Number_i
 2 ライラック Mrs. GREEN APPLE TVアニメ「忘却バッテリー」オープニング・テーマ
 3 Plazma 米津玄師 劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』主題歌
 4 カリスマックス Snow Man
 5 未確認領域 Number_i
 6 クスシキ Mrs. GREEN APPLE TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期 第2クールオープニングテーマ
 7 空 BE:FIRST NHK「第92回 NHK全国学校音楽コンクール 中学校の部/Nコン2025課題曲」音楽
 8 IRIS OUT 米津玄師 劇場版『チェンソーマン レゼ篇』 主題歌
 9 百花繚乱 幾田りら NTV「薬屋のひとりごと Season 2」オープニングテーマ
10 Would You Like One? Travis Japan 映画『たべっ子どうぶつTHE MOVIE』主題歌
 

11 夢中 BE:FIRST CXドラマ「波うららかに、めおと日和」主題歌
12 残酷な夜に輝け - Shine in the Cruel Night LiSA 『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』 主題歌
13 Disco Baby Travis Japan
14 ダーリン Mrs. GREEN APPLE NHK「Mrs. GREEN APPLE 18祭」テーマソング
15 BOW AND ARROW 米津玄師 TVアニメ『メダリスト』オープニング主題歌
16 HEART King & Prince CXドラマ「御曹司に恋はムズすぎる」主題歌
17 Secret Garden BE:FIRST ユニリーバ・ジャパン「ユニリーバ × BE:FIRST」CMソング
18 革命道中 - On The Way アイナ・ジ・エンド TVアニメ『ダンダダン』第2期主題歌
19 エルフ Ado TBS系金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』主題歌
20 怪獣 サカナクション アニメ「チ。 ― 地球の運動について ― 」オープニング主題歌

TOP30はこちら 年間ランキング2025

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 TOP10のうちBillboard JAPANと被っているのはミセス「ライラック」「クスシキ」、米津「IRIS OUT」の3曲。さらにサカナクション「怪獣」もTOP20まで広げれば重なっています。この4曲を含めてTOP20のうち実に半分の10曲がアニメタイアップ曲。昨年よりさらに4曲増えて、アニメ抜きでJ-POPヒット曲は語れない状況がさらに進みました。

 

 そんな中で年間1位を獲得したのは何とノンタイアップのNumber_i。前年もTOP10に3曲、アルバムでは1~4位を独占するなどこのチャートでは圧倒的な強さを見せています。ただ後半の曲ほどヒット期間が短くなっているのは気がかりですが。また4位にSnow Manのアルバム先行曲、10位と13位(+24位)にTravis Japan、16位にKing&Princeと4曲もSTARTO勢が入っているのも新たな傾向か。Travis Japanは前年も2曲ランクインしているほか、20位台にはSixTONESの曲も入っており、CDから配信へのシフトが本格的に進めばSTARTO勢が当チャートも席巻するだけの地力は間違いなくありそうです。

 

 さらに特徴的なのが7、11、17位とTOP20に3曲(+22、28、30位も)入ったBE:FIRSTの躍進。ビルボードやオリコンでは意外と上位に来ておらず、またドラマ主題歌最上位、CMソング最上位でもありここでの強さが目を引きました。一方2025年は意外性のある作品はさほど見当たらず、他チャートとの差が大きい曲はRADWIMPSのNHK朝ドラ主題歌(29位)くらいか。従来のファン以外が放送を見て興味を持った要素が最も大きく出た曲かもしれません。

 
 ちなみにアルバムの方は2025年もNumber_iが1、2位を独占。続いてミセス、INI、BE:FIRST、Ado、Snow Man、キンプリと順当な並び。このうちINIとCDではシングル扱いのキンプリ以外はすべてベスト盤で、ライト層や新規ファンが入口としてダウンロードする需要が大きいのかもしれません。他チャートより上位入りが目立ったのはサザンオールスターズ(11位)、ONE OK ROCK(16位)、TENBLACK(20位)、Superfly(21位)、手越祐也が所属するT.N.T(22位)あたりでバンド中心。また亀梨和也(28位)、KinKi Kids(29位)と昨年音楽活動の節目を迎えたSTARTO関連のベスト盤も目立ちました。