こんにちは、こぼねです。
昨日から近所の田んぼの蛙が鳴き始めました。なんてこった初夏です。うそでしょ??
またぼちぼち日が開きましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
私はといえば、
ようやく重い腰を上げて、検査を受け直したりしています。結果が出るまでドキドキ。
そんでまあ、健康が気になるといえば、アレも気になるじゃないですか。
アレ。
ほら、
保険とか……。
今も入ってはいるんですけれど、乗り換え検討しようかなーと。理由としては、
・お年頃
・今の保険(入ったの10年前)ではコロナ後の医療方面の変化(入院のしにくさ等)に対応出来なさそうな気がする
・情勢も色々不安定なので貯蓄型(貯金機能のついた保険)はちゃんと満期で受け取れるか不安
・同性パートナーを受取人指定できない
というのがあります。
最後が一番大きいですね!
ちなみにパートナーを受取人にすると、相続税の非課税対象でないので、税金が掛かります。
一度血縁者に受け取ってもらって、葬式代諸々払った上で残額を贈与税の掛からない程度にパートナーに渡してもらう…
とか出来たらまあ良いよねーと思って、これまではそのようにしていたんですが、年齢が上がってくるとコレがまーーー確実でない。ふやふや。
血縁者が私より長生き、かつ健康かつ私との関係が良好でなければ、確実にパートナーに渡る保証がさっぱりありません。
(そう考えると、策を講じずともその辺を第三者がちゃんとしてくれる制度というのは色々な意味で「強い」…)
うちは血縁者とは絶縁済みなので全然ムリですね!
というわけで、税金掛かっちゃうけど直で渡せるやつにしよか、と思ったわけです。
ここで更に問題があるんですが、多くの方がご存じのように、
同性パートナーを受取人にできる保険会社は限られます。
(10年前に比べたら増えたなーとは思いますけれど…)
この前TRPでもなんやかやありましたね。
同性パートナーを受取人にする問題、企業によって
1.完全にムリ
2.パートナーシップ証明書があればOK
3.書類がなくても所定条件クリアすればOK
があって、増えてきたのは2なんですけれど、
パートナーシップ制度の人口カバー率はせいぜい5割なんですよね〜〜〜〜。
ウチは公正証書作ったしまあいいか…そのうちできるやろ…と思って制度のない地域に住み続けているんですが、その後早幾年、ずっと無いままで現在に至っています。
なので、必然的に3のパターンでいける会社を探さねばならん。
そしてその後、更に私の希望であるところの
・なるべくお安く掛け捨てで
・できたら終身がいいな
・面倒なので死亡保険と医療保険は一社にまとめたい
・とりあえず葬式代程度はパートナーに渡したい
この辺をあれこれ比較して、決めねば…決め…道のり遠くてめんどくさいな…
むしろ悩めるほど選択肢あるのかな…?
同性パートナー受取人問題、「受け取れますか?」を尋ねるだけでも、クローゼットな方にはリスクてんこ盛りだよなと思います。
その点、いつでも剥き出しオープンな私はリスク低めなので、これを機になるべく調べて共有できたらいいなーと思ったりしています。
まあ、そもそも同性婚できるようになれば全然ビタイチ要らない作業なんですけれど……
というわけで、実際に私が突撃したところを下に並べました。
現時点の情報かつ私の主観がモソモソ入っているので、参考適度にご笑覧いただき、実際に利用される際は各企業にご確認頂ければ幸いです。
敬称略!
1.アフラック
・パートナーシップ証明書があればスムーズ
・無い場合は三年以上の同居かつ未婚かつ金額が3000万円以下ならOK
・申込時に「受取人二親等外指定文書」の提出が必要
LGBTQ+フレンドリーと風の噂で聞いた。担当者さんは「アッッどどど同性パートナーですか…!」って感じでした。
指定文書の内容は「3年以上同居してるパートナーを受取人にしますよー(申告)」という内容で、証明書の添付やらややこしい個人情報の開示やらがなくて良かったです。
一般の口コミにたまにある「支払いが遅い」等のレビューが気になるっちゃ気になる。実際どうなの?
2.オリックス生命
・パートナーシップ証明書があればスムーズ、しかし渋谷区発行のものに限る(エーーーーー)
・無い場合は通常の審査の前に事前審査用の書類提出が必要
たまたま見かけたので行ってみた。事前審査では勤務先や年収、加入理由なども問われます。(パートナーの勤務先等も)
「何を事前に審査なさるんですか?」と尋ねたら「事件性の有無などらしいです…」と言われて事件性〜〜〜〜!!とひっくり返ってしまってそこからの記憶があんまりない(担当者さんは親切なかたでした)。
3.かんぽ
・ほぼ無理
・パートナーシップ証明書があればワンチャンいける?
数年前に「かんぽイケるらしいよ」と聞いたので行ってみた。
担当者さんが「あの、スミマセン、大丈夫だと思って確認したんですけど、なんかダメみたいです…イケるって聞いてた気がするんですが…アレ…?」とダメだったことにだいぶ困惑されていたので、何か変更があったのかもしれません。
帰りも「ホント遅れててすみません、いつか変わると思います!」と力強く見送ってくれたのでこの担当者さん保険関係なしにいい人だな…と思いました。今後も年賀状とかお歳暮とかここで買うね…
4.日本生命
・パートナーシップ証明書があればスムーズ
・無い場合は①未婚②3年以上同居、そして
③本当に生計を一にしているか担当者が自宅を訪問確認
④周囲に秘密の関係でないか、複数の担当者との面談 の4点の確認が必要
日本生命さん、LGBTQフレンドリー!って以前に割とニュースになっていた気がするんですが、
前述のオリックスさんよりも、めちゃくちゃ疑ってきますね……???
担当者さん、「以上4点をクリアしていただければ、証明書は必要ありません☆ご安心ください☆」とめっちゃフレンドリーに説明してくださったんですけど、確認内容がだいぶフレンドリーじゃないやつでした。ご安心できない。秘密じゃない関係ってどんな関係…?
子会社のはなさく生命さんもパンフ貰ってみましたけれど、こちらもパートナーシップ証明書がないと難しそうな感じでした。
うーん、なんか、
やっぱり、戸籍売買やら詐欺やら保険金殺人やら、
ちょっと目を離すと、すぐに犯罪起こすと思われてるなマイノリティは……?
という気持ちが調べれば調べるほど湧きますね。
呆然となるあまり、
うっかり「こんだけ期待されたら、もうコレ逆に保険金殺人されてみる流れじゃない?プスッといっとく?わたし期待されると頑張るタイプだし!」と
パートナーに捨て身のギャグをかましてみたら
と真顔で断られました。
そうですね……(掛け金上げようかな)
逆に言えば、この葬式代程度のはした金で人殺すと思われてんのかあ…て感じですし、
上のアフラックさんみたいに上限額を設けられている場合について、今までは税制やらなんやらの問題かなーとか勝手に思っていたんですが、実はあれも犯罪の抑止目的だったのかしら…みたいな気分にもなってきちゃって、
ええっと、
LGBTQ+フレンドリー、フレンドリーとは一体…?
わたしにとってのフレンドはどこだ…?
と心がちょっと濁ったところで、長くなりましたので今日はこの辺で。
次回こそフレンドを探し当てたいところです。
今後調べたいのはライフネット生命さん、住友生命さん、パートナー共済さん。
他に良さそうなところがあれば、コメやTwitterのDM等で教えて頂けたら嬉しいです。
(2022/4/26)
いつも応援ありがとうございます。
まずは検査結果が大丈夫だといいな…(全てはそこから)
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