かの有名なスイスの心理学者ユングは、40歳頃を「人生の正午」と言った。そう現在、私の人生後半戦も体力の衰えがドッときている、そう感じる。
こりゃいかんと、朝からガチャピンと一緒にラジオ体操を、肩が痛すぎるからと夜はストレッチポールをかれこれ2021年からほぼ毎日やっている。
がしかーし、なかなか体力がね...なっかなかアップしない。とうとう焦った私は、今年からエクササイズを開始した!目安は8分〜10分程で十分と見積もる。
小学生の娘たちも、やりたいと言うから一緒にやっているんだけれど、これがね、まーしんどい。ダンスしんどい、太ももと腕がビキビキなる。TikTokの若者たちよ、なぜそんなに楽しそうなん...
そんな事をしていると何かわからない私の心に火がついて、行ってきましたノルデックウォーキング大会!なんでや!
説明しよう!私は疲れが溜まりまくり行き場を無くすと、暴走して野となれ山となれ状態になるのだ。
コボシの性質より
そもそもノルデックウォーキングの意味がわからなかった私は、事前ウェブ受付の欄にポール(ストック)はレンタルしなくてもいいですと記入してしまっていた。
それは当日春晴れの中、スタッフの挨拶の中で知ることとなる。
「ノルディックウォーキングは、2本のポールを使って歩く運動です!ポールを使うことで、腕や背中の筋肉も動かせるので、普通のウォーキングより全身運動になります。また、ポールが体を支えてくれるので、膝や腰への負担が軽くなり、姿勢も自然と良くなりますよ!」
な!なんやて!!!無知の恥さらしやないか!!!
すぐさま私は、ポールをレンタルした。赤面御免!!!
気を取り直そう。ちなみに今回の参加者は50名のところ最多の53名だったそうな。スタッフの方々ヨロコンデタアル。年齢層も綺麗にバラけてたように思う。ヨカッタヨカッタって、だれ視点や。
それでは、出発!
何も知らずに、53名がスタッフと共に列をなして堤防沿いを歩く。老いも若きも歩く。
娘たちは、キャッキャと楽しそうだったけど、私は必死だった。真面目にポールを使いこなそうと思って真面目に歩いた。歩いて歩いてコツを掴んで...暇になった。
暇になったから、次は歩き瞑想だと思い、地面を感じ、息を感じ、風を感じ、鳥を見た。
ひ、暇だ...
私は、コッソリとAirPodsを取り出しYouTubeで大愚和尚の説法を聴いた。
聴いて気づいた。これは、暇から始まった新しいノルデックウォーキング方法だと。歩き瞑想できなかった自分、暇を持て余した自分があったからこその、YouTubeなんだと。
いいじゃないか。黙々とみなさん、自分のペースで歩いて無言のウォーキングなんだ。娘たちは姉妹でキャッキャしてるんだ。わたしだって、他人様に迷惑をかけているわけじゃない。いいじゃないか。
いいじゃないか...
折り返して、ゴールして解散かなと思いきや、スタッフさんがあいさつ。
「みなさん、お疲れ様でした。最後にモルックをしたいと思います」
え?何ぞや、モルックって。
これが、わたしの罪悪感を払拭してくれるゲームになった。一言も話さなかった参加者とやんややんや出来た。
「がんばってくださーい」
「すごーーーい」
合いの手もバッチリだ。スタッフのように素早く手伝ったりもした。
娘たちも楽しそう!
スタッフもホッとしてる!
参加者も盛り上がってる!
私も、償った!
4方良し!良し!
まさかこんなに楽しくなるなんて、ウォーキング中は思ってなかったし、終わったら蕎麦屋に行きたいのにモルックゥー!?ってなってたのに。
モルックありがとう、神。
これで心置きなく、蕎麦屋にいけるよあたしゃ。
好物の鴨せいろちゃん
何事も、終わりよければ全て良しだと思いながら、すすった蕎麦は格別だった。
明日は、肩が筋肉痛になるでしょうな!
それでも、いいじゃないか!




