6月3日


この子の名前は〝ジロウ〟次女に命名の意味を聞けばモンシロチョウって白いからシロに点々をつけて〝ジロウ〟となったみたいだ。


天才じゃないか!ゔ〜悔しい。

それにしてもキャベツをモリモリ食べてウンチもモリモリ出すんだなジロウ。


そもそも理科の授業で卵を持って帰ってきて飽きて放置してたら、ココまでの大きさになったらしい。




6月7日


時計の針は20時を回り、次女が気づく!


〝サナギになってる!!!!!〟喜びの舞をひたすら踊り、しばしみんなで観察する。


ピクンピクンと体をくねらせながらサナギになるジロウ。糸が切れたら落下し命を落とす可能性があるので慎重に持って…緊張する。




6月14日

時すでに遅し!朝起きたら、もう羽化してた。すごく損した気持ちと、無事にチョウになってくれた安心感が入り混じる。

だって、羽化できない子もたくさんいるんだそうな。小ぶりなジロウ良かったね。いよいよサヨウナラが来る。





6月15日/娘たちに急かされながら、外に出る。フタが開いたら、初めてのフライ!左右にヒラヒラさせながら、植物にとまってみせる。何だろう、親みたいな気持ちで心配しちゃう成虫の寿命は1週間程度だそうから、精一杯人生が謳歌出来ますようにと願う。私が知ることが出来ないジロウの今後を応援する。アバヨッ!


まさに、ベストタイミングで読んだ一冊。

卵▶︎イモムシ▶︎さなぎ▶︎蝶へと成長することを完全変態というみたい。(変態も変態違いなのね)

そして、まさに人間の内なる心もそうなんじゃないかという内容だった。ぜひ本書の中で実生活に取り入れたいなと思ったのは、昔から行われていた〝和談〟という知恵と〝棲み分け〟という方法だ。

どちらも争うことなく相手を尊重し平和的解決手段である。

知らんかったし、まさか自然哲学・自然科学の中でチョウから学ぶことになるとは思いもしなかった。あージロウは、今頃何してるだろう。