〝猫のトイレ問題は意外と多い〟
そう言うたのはVoicy(音声メディア)で私がよく聴いているパーソナリティさんだ。
周りに猫好きさんが多いので、いやはやこってり猫より犬の方が大変だと思ってました。
犬猫を飼うのってどっちも大変だったのか。わたしゃ、金魚とハムスターでゼホゼホなっとるのに。
そんな本日は、猫に関連する絵本【どっせい!ねこまたずもう】のレビューをしたいと思います。
〔作〕石黒 亜矢子
〔絵〕石黒 亜矢子
〔初版〕2018年7月
《ストーリーについて》
本日は、100年に一度の大相撲大会。
負け知らずで無敵の大横綱〝にゃんこやま(猫又の妖怪)〟がいろんな相手と勝負します。
はてさて、にゃんこやまは勝ち越し続けることができるかにゃ?
にゃんこやまのダイナミックな決まり手に思わず座布団を投げ込みたくなる百年大相撲の物語です。
《10コの視点》
【表表紙・裏表紙】
表表紙・裏表紙共々、にゃんこやまが描かれている。
※猫又は、猫の妖怪である。
【見返し】
これから行われる百年大相撲の競技心得図がたくさん描かれている。かわちー♡
【題字の文字】
相撲の看板、番付に使われる様な書体で大きくレイアウトされている。
【絵】
作者の石黒さんが妖怪や創造の生き物を描くのがとてもお好きなだけあって、妖怪のエグさみたいな部分が大胆に表現されている。(どうか夢に出てきませんように)
【文】
にゃんこやまが勝ち越しを決めていく様が清々しい。文体から、勇ましい性格が解る。個人的には、にゃんこやまが気合を入れている『どっせい!』という掛け声が好き♡
【構成】
百年大相撲 はじまり→次々と、にゃんこやま勝ち越しを決める→にゃんこやま優勝
【キャラクター】
にゃんこやま・がまのぬま・たこつぼまる・くじらのうみ・かっぱのさら・その他諸々
【舞台設定】
土俵
【イチオシ】
これはですね、作者の妖怪好きな石黒さんの圧倒的な画力ですね!特に観音開きのページは圧巻です。みたら解ると思いますよっ。
【ハッピーエンド】
百年大相撲は、また100年後で無事に終わりハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
『にゃんこやま つよっ(7)』
『さいしょは まけるとおもってたけど つよいね(9)』
『かっこえーやん(7)(9)』
と言ってました。
私の感想は、読み聞かせが特に楽しかったですねぇ〜行司になったつもりで力入りました。後は、優勝賞品がリアルで面白かったです(笑)
《おしまいの言葉》
時事ネタじゃないですが、先日WBCの優勝と共に大谷選手(プロ野球選手)の言葉を漁ってたんです。
〝人生が夢を作るんじゃない。夢が人生をつくるんだ。〟
え、カッコ良すぎません?
さらに彼は頑張れる才能があったからラッキーだと言うわけです。
え、カッコ良すぎません?
この絵本の主人公にゃんこやまも、大横綱になるまでは、たくさんの努力があったのでしょうかね。
TOPに登り詰める事って凄い!
胸いっぱいで、ごっつあんにゃす!
☆彡
ミーハーでごめんねのコボシより
