こんばんわ!

今日は、お友達と行きたかった書店とその周辺の散策へ出かけてました。

ステキな本に出逢い
お洒落な空間で美味しいものを食べ
大好きな人のいる雑貨屋さんで満喫。

もうですね、充実した1日になりました(^^)

んさっ、今宵もはじめていきましょう!
レビューする絵本は【あさえとちいさいいもうと】です。

作は、筒井頼子さん。
絵は、林明子さん。

初版は、1979年5月です。


《ストーリーについて》

あさえとあやちゃんは姉妹です。

ある日、お母さんがお出かけするので、あさえお姉ちゃんにお留守番とあやちゃんの面倒をみるようにと頼まれました。

あやちゃんと遊んであげてた、あさえは、目を離した隙に、あやちゃんが居なくなってしまいました。

探しても探しても見つかりません。
だんだん不安になってきた、あさえお姉ちゃん。

一体、あやちゃんはどこにいるのでしょうか?
お姉ちゃんが、妹を思う心情が手にとるように解る姉妹の愛の物語です。


《10コの好きなところ》

①絵本の表紙が、お姉さんの妹愛がわかるような絵が描かれてある。

②横長サイズで、街並みがたくさん描かれているので奥行き感が伝わる。(街並みの多い絵本は、横長サイズが多い)

③題字の文字は、物語に出てくるチョークで書いたような書体で、連動しているところ。

④絵も、林明子さんらしい、リアルで細かいディテールのある描写でかわいい。

⑤文も、お姉ちゃんが妹を必死で探す様子や緊迫した雰囲気が伝わる。(後ろ姿が多く描かれている)

⑥お姉ちゃんが、妹のお世話しようと頑張ろうとする姿がいじらしい。

⑦それに加えて、妹はマイペースで自由奔放だからハラハラする。(案の定いなくなる)

⑧画角の目線の高さを子供に合わせてるので、視点がおもしろい。

⑨お姉ちゃんが走って探す体の角度で、相当急いでいるコトがわかる。

⑩最後は、砂場で妹を見つけ出して、をハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7.5)は、

『なんでさ、あやちゃんって、いうこときかないのかなっ』
『なかなか、あやちゃんみつからないねー』
『やっぱりさ、ギューーーってするとあんしんするんだよ?わかる?』

って、言ってました。

わたしはですね、お姉ちゃんの気持ちに共感してガンバレーガンバレーって応援するような気持ちで、読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

いやぁ、お姉ちゃん良く頑張りました。
と言いたい(笑)

もう、この物語の中のお姉ちゃんは、責任重大だったはずです。
よからぬ、想像をし、不安を抱えて一生懸命に妹を探してたと思います。

なんでしょう。
なんか、一緒にハラハラしたりキュンキュンしたりですね感情を揺さぶられました。

うちの娘達も姉妹なので、どこかで私は重ねて読んだのでしょう。

☆彡