6月初旬に法事で下呂の実家に

帰った。

スーパーの店先に旬の飛騨の味

「朴葉寿司」が並んでいた。

ふるさとの味であり亡きおふくろの

味でもあって懐かしく感じた。

そのスーパーには、材料のマス切り身

や青朴葉が売っていたので、

今回は自分で作ってみることにした。


酢と砂糖と塩ですし酢をつくり

(この塩梅がお袋の味に近づくか

どうかって後で思った)、

ブロック状に刻んだマス切り身を

一晩漬け込む。

翌朝、炊き上がった3合のお米に

混ぜて、刻んだ茗荷たけも加えて

混ぜ込み、朴葉に乗せて、

紅生姜(手作りしました)を添えて

包み込む。

半日くらい置いて香りを移して

出来上がり。


初めての割に美味しくできました。

(お袋の味はもう少し甘めかなぁ)



2日間ほど朝晩の食卓に並べて、

完食しました。


来年も作ろうかなぁ!


2025年になりました。

今年も健康第一にセカンドライフ

楽しんでいきたいと思います。


パンやお菓子作りが嵩じて

クリスマスにシュトーレン、

お正月にガレットデロアを

手作りしてみました。


シュトーレンは1週間かけて

少しずつ食べました。

ガレットデロアはフェーブの代わりに

アーモンドを入れて

お年玉争奪を楽しみました。

(取り分けた中にアーモンド入りだった

ら大入お年玉をあげる)






パンやお菓子作りは

アイデアが尽きず飽きないですね。


今年は何に挑戦しようかなって

ワクワク考えながら新年を過ごして

いました。


それではまた。



春から受講してきた人形劇講座

初級コースの

成果発表会が先日ありました。

本格的な劇場の舞台に立ちました。

人生初の体験です。


1番目の発表なので

開場してお客さんが入場してくる間、

ケコミ(人形が立つ舞台)の

袖に隠れて

一緒に受講してきたペアの子と

2人で緊張しながら

静かに開演の合図を待ちます。


司会(講座の講師)から紹介あり、

人形劇が(とうとう)始まりました。


自分達が直前のリハーサルまでに

繰り返しやってきたことを

緊張し操演しながらも、

まるでお客さんのひとりで

あるかのように自分自身が

楽しんでいる不思議な気分でした。

最後のセリフを終えて、

舞台袖に人形と一緒に消えると

緊張が解けて2人の頬が緩みました。


人形たちは役を果たして、

ほっとしているようですが、

何処かでもう出番はないんだと

寂しそうにも見えてきます。


これまでたくさん

演劇や人形劇を観てきましたが、

観るのと演るのでは全然違います。

人形を通しての自己表現は

演者の(舞台や作品に対する)

愛情・熱意を人形の魂に変えながらも

その人形たちからも勇気を貰っている

一体感はとても新鮮な体験でした。

舞台人はこんな楽しみが何度も

味わえるんだなぁ

(大変だけど羨ましい)


こうして初公演は済んでしまいました。


講師の先生や劇場スタッフ関係者

共に悩んで作品作り・役作りをした

私たち2人だけの劇団員

本当にありがとうございました。


ケースにしまわれた人形の

寂しそうな顔を見てしまうと

もっと熱量と技術を上げて

再演したくなる気持ちがしてきます。

(というか舞台人を羨ましく思う

気持ちを知ってしまったから

なのかも知れません)


それでは、また。