感銘を受けた言葉 | こびないブログ

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による"こびない"ブログです。

僕がまだ10代の頃、母親がブックオフで100円で買ってきた本の中に、或る会社の社長が書いた本を見つけた。

どこの会社の社長かも分からないし、名前も全く思い出せない。

しかしその本の一節に、「過去の自分の評価は、現在・未来の自分から作られる」という内容があったことははっきりと覚えている。

次に示す例もその本に書いてあったことだ。

例えば、海外に1年間行っていた人がいたとする。

仮にその人が数年後に成功したら、「あの時、海外に1年もいったことが役に立ったんだね」
とか
「海外に行って色々と学んできたからこそ、何かを成し遂げられたんだね」
とかになる。


反対に、海外に1年間行っていた人が、数年後に無職であったとする。

すると
「海外に行って遊び呆けていたんだろうからこうなったんだ」
とか
「海外で何も学ばずに帰ってきたにちがいない。お金の無駄づかいだ」
とかになる。

やっていることは同じでも、その後の結果によって当時への評価が変わる、というものだ。

当時の僕は、この考え方に感銘を受けた。


・人にどう思われようが、自分が正しいと思ったことをやるべき。

・人の評価というのはその程度のものであることも多く、どこどこの会社に勤めている、とか、どこどこの大学を出ている、ということで評価するような人の意見は気にしなくてもいい。

・もし何かで失敗してしまっても、「あのときの失敗があったから今が立派なんだね」と言わせるチャンスはその後いくらでもある。

当時の僕はこのように解釈した。

そして、大学生になり、いつしかそこに「甘え」がミックスされていた。

何かよくないことがあると「未来の俺、がんばれ!!」と考えて授業をサボったりレポートを出さなかったりする、などと間違った方向に進んだりもした。

そしてその結果、8年間通った大学を中退するという大惨事を招いた。
50万程度の借金というオマケ付きで。


「いやー、8年間通った大学を50万抱えた状態で中退したから、今は立派なんですね!」


と言ってもらえるように、現在の日々を頑張るしかない状況に追い込まれてしまいました。


…いや、そんなことを言ってくれる奴、いる!?



おわり。