どこの会社の社長かも分からないし、名前も全く思い出せない。
しかしその本の一節に、「過去の自分の評価は、現在・未来の自分から作られる」という内容があったことははっきりと覚えている。
次に示す例もその本に書いてあったことだ。
例えば、海外に1年間行っていた人がいたとする。
仮にその人が数年後に成功したら、「あの時、海外に1年もいったことが役に立ったんだね」
とか
「海外に行って色々と学んできたからこそ、何かを成し遂げられたんだね」
とかになる。
反対に、海外に1年間行っていた人が、数年後に無職であったとする。
すると
「海外に行って遊び呆けていたんだろうからこうなったんだ」
とか
「海外で何も学ばずに帰ってきたにちがいない。お金の無駄づかいだ」
とかになる。
やっていることは同じでも、その後の結果によって当時への評価が変わる、というものだ。
当時の僕は、この考え方に感銘を受けた。
・人にどう思われようが、自分が正しいと思ったことをやるべき。
・人の評価というのはその程度のものであることも多く、どこどこの会社に勤めている、とか、どこどこの大学を出ている、ということで評価するような人の意見は気にしなくてもいい。
仮にその人が数年後に成功したら、「あの時、海外に1年もいったことが役に立ったんだね」
とか
「海外に行って色々と学んできたからこそ、何かを成し遂げられたんだね」
とかになる。
反対に、海外に1年間行っていた人が、数年後に無職であったとする。
すると
「海外に行って遊び呆けていたんだろうからこうなったんだ」
とか
「海外で何も学ばずに帰ってきたにちがいない。お金の無駄づかいだ」
とかになる。
やっていることは同じでも、その後の結果によって当時への評価が変わる、というものだ。
当時の僕は、この考え方に感銘を受けた。
・人にどう思われようが、自分が正しいと思ったことをやるべき。
・人の評価というのはその程度のものであることも多く、どこどこの会社に勤めている、とか、どこどこの大学を出ている、ということで評価するような人の意見は気にしなくてもいい。
・もし何かで失敗してしまっても、「あのときの失敗があったから今が立派なんだね」と言わせるチャンスはその後いくらでもある。
当時の僕はこのように解釈した。
そして、大学生になり、いつしかそこに「甘え」がミックスされていた。
何かよくないことがあると「未来の俺、がんばれ!!」と考えて授業をサボったりレポートを出さなかったりする、などと間違った方向に進んだりもした。
そしてその結果、8年間通った大学を中退するという大惨事を招いた。
50万程度の借金というオマケ付きで。
「いやー、8年間通った大学を50万抱えた状態で中退したから、今は立派なんですね!」
と言ってもらえるように、現在の日々を頑張るしかない状況に追い込まれてしまいました。
…いや、そんなことを言ってくれる奴、いる!?
おわり。