職場のおっちゃんの話に異議あり! | Α D Η D 2
別のチームの仕事を兼務するようになり10日程経ちました。
移動した席はすぐ近くにトップがいるし、偉いさんが頻繁に来るため、緊張感があります。
実際の仕事は試験室なので、席にいる時間はそんな多くないですが、
業務ごとに8Fへ行ったり1へ行ったり精神的にも体力的にも疲れます。
そして新しく担当する仕事は全くの未経験であり、日々勉強です。

ダーウィンの名言でありますね。

最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である


変化に対応し、絶対生き残ってやる!

そんな私の意気込みはお構いなしに、いつものおっちゃんがやってきました。
おっちゃんなんて失礼ですが「通称」ということでお願いします^-^;

おっちゃんが仕事するところを見たことがありません。
ぷらぷら~とやってきて好きなこと一通り話したら満足して帰っていきます。
困るのは、話が長いんです。

話題はいつも脳科学やメンタリズムなど。
どうしても、おっちゃんの話に納得できない部分があるんですよね。

うまくやれば子どもの食べ物の好き嫌いも勉強嫌いも、
コントロールできると言うのです。

どうやって?と聞くと、たとえば嫌いな食べ物を
みんなが「美味しい!美味しい!」と言ってみせるとか。

これは、あくまで例だと思いますが、
やり方次第で可能であると。

思い込みで嫌ってたケースなら可能かもしれませんが、
味が嫌い、匂いが嫌い、舌触りが嫌いなど、本能的に嫌いなものを
親がどうこう言って、好きにできるもんかーーー!!!

長男も次男も酢の物がダメです。私も子どもの頃ダメでした。
絶対残してはいけない方針だったので、
酢の物が出たときは嫌で嫌でしょうがありませんでした。

でも大人になった今はサッパリして美味しいんですよね。


酸っぱいものや苦いものは、
本能に忠実な子どもは危険なものと舌が察知してしまうようで
好きになるためには、繰り返し食べることによる本能の上書きが必要だそうです。

そうでないものにしても、
成長と共に複雑な味が分かるようになるなどの、
本人の嗜好の変化が必要かと。

親がどうこういって嫌いなものが好きになるなんて、
簡単じゃないと思うんですけどねぇ

また、中高校生でどれだけ勉強好きがいるでしょうか。
ましてや、ADHDと数学LDで聴覚優位という
板書と座学が最も適さない特性を持ち合わせた長男が
どうやって勉強を好きになれる?

ノートを作らない、耳で聴いて、体を使う遊びの延長のような勉強なら
好きになれたかもしれませんが、そんなの現実問題、無理。

簡単にコントロールできると断言するなら、
まずは、おっちゃんがお子さんをコントロールしてみろーー
3人いるうちの1人は就職しないで、プラプラしてるのが悩みじゃないか。

あっ、決しておっちゃんのことを嫌いじゃないのですよ。
あくまで考えの相違ということで。

私も、ここで長男や次男のことを愚痴りながらも、
思い通りになるわけないって思ってます。

誘導するのが悪いこととは思いません。
子どもをより良い方へ導きたいと考えるのは当然です。

でも、子どもには子どもの意思があり、
それを親の好きにしようって考えは、
子どもの立場で考えてみると虫唾が走ります。

長男はご褒美をちらつかせるような馬に人参スタイルを、
ある一定の時期から毛嫌いして、怒るようになりました。
きっとそういうことなのでしょう。
 
子どもを親の思うようにコントロールできるという考えは
驕りじゃないかとさえ最近思うのであります。

おっちゃんの言うことに
「異議あり!簡単にうまくいくわけねぇべ!」と心の中で思いつつ45分。

おっちゃんは、「cobcobさんと話すと癒されるなぁ」と言って、
お昼のチャイムとともに解放されました。
決して反論しません。だってもっと長くなるから苦笑

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