押し出される予備軍 | Α D Η D 2
金曜は会社の送別会でした。
飲みにケーションという言葉が昔流行りましたが、
会社は飲み会が盛んな方です。

あちらこちらで色んな会があります。
私も飲むのは好きですが、この数年、会社絡みの飲み会は
親しい人や関わりが深い方の送別会のみ参加しています。

今回はトップ交代による送別会だったので、
200人近く参加する大規模なものでした。

大人数の飲み会って憂鬱。
といってもそこは大人なので乗り切らなくては…

ギリギリに到着して空いてる席にいったら、
右は仏頂面で笑ったところを見たことがないKさん。

電話の取次ぎにうっとうしそうに、
手で払いのける仕草で断るのを何度も見ており、
変わった人だなぁと思ってました。

話しかけたら返してくれましたが、
会話は続かなかったガクッ

向かいは若手社員ですが思い詰めたように下を向いてます心配

彼のことを、裏で
「ゆとり」だとか「ポンコツ」だとか酷いことを言う人がいます。

チューターがちゃんと指導してないからだと私は思うんですが、
知っている人は「そんなレベルじゃない」と言うのです。

仮に可愛く『ポンさん』と名付けますが、
ポンさんはなんと、4月から私のチームへ異動してきます。

「異動されるんですね。席みたら後ろでしたよ。
 これから宜しくお願いしますね。」

ポンさんは伏し目がちに「宜しくお願いします」と頭を下げました。

暗い…
心の病気でもあるのかな?

左がそこそこ喋る人だったので救われ、
その人としゃべってたらポンさんが話を聞いて笑ってます。

なぜか高校時代の勉強の話になって、古文の話が出たので
「えーっと、 何だっけ?レ点で上に戻るやつ?」と言ったら、
ポンさんが超ウケて「漢文です」突っ込んできました。

こういう感じならいけるらしい電球

じゃぁって、微積分で、
「limとかあったよねぇ。8の横になったやつ何ていうの?」と言ったら、
体を折って笑いながら「無限大です」

ボケてみたんですが、予想以上にツボってくれました
あはv

そんなこんなで微妙な飲み会が終了しましたが…
会社は、非正規社員を別の部署で余っている社員に置き換えていく動きがあり、
社員さんが異動してくると非正規社員が契約終了になります。

この3月にも半年前に正社員の方が異動してきたことにより、
同じグループの非正規社員が1人終了になりました。

考えてみれば、半年に1人ずつ減っていき、
今のグループはもう3人しか残っていません。
組織全体でも残すところ十数人。

はぁ~
ポンさんが来たら今度こそ私が終了するかも?

帰りに次期トップと一緒になったので、
非正規社員を切らないでほしいとお願いしました。

次期トップはとても近い距離の方です。
私の要望を聞いて「そうする!」と言ってくれましたが…

人事は絶対だし、法律も変わるし、
時代の流れに逆らえないだろうことは、私自身気付いているんですけどね。

何とかしがみつきたい必死な私です辛い

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