本人の障害受容の必要性 | Α D Η D 2
長男と入れ替わりで入室し「いらっしゃーい」
高校合格を聞いたようで、「おめでとうございます」と言われました。

「ありがとうございます」

そして

「長男君は英語や国語は出来るはずだよ。
 数学はダメだけど、英語や国語は良く出来るはず!」

主治医の"出来る"は凹凸の凸とまで捉えているように感じます。

以前、学力テストの点数を伝えたときは、
「そこまで出来ないのは…」と呆れておられたんです。
IQからは、英語と国語はもっと出来るはずなのに…と。

主治医が思うレベルに到達できるかは分かりませんが、
潜在能力として、英語と国語はまだまだ伸びる余地があることを
長男に伝えなければ、と思いました。

主治医に相談したいことがありました。
高校に入学し、どのタイミングでADHDを伝えればいいか。

主治医は「1回目の個人懇談のときに…」とのことでしたが、
高校って4月初めに三者面談なんてありましたかね?
自分が高校のときのことをサッパリ覚えていないんですが…

三者面談だったら長男の前で担任に申告することになる。
小学、中学と経て、担任に伝えることだけは納得するようになった。
だから高校にも担任に申告することは受け入れると思う。
でも、目の前で言われるのは…

主治医に、長男が誰にも知られたくないと思っていることを話しました。

すると

「ADHDを分かっていない。
 僕の講演会に来て、もっと勉強してもらわないと…」

「僕はADHDじゃない人間なんてしょうもない人間だと思ってるからね。
 普通の人は普通でいいのだから、何も生み出せない。
 ADHDは普通で満足しないから新しいことを生み出せる。
 ADHDじゃないなんて、何も無い人という認識でしかないからね」

定型をボロッカス。
(主治医はADHDですあせ①

さらに、

「高校からは診察も1人で来てもらうんですよ。
 本人にADHDへの理解がなければ、続けるのは絶対無理だからね。」

そうか、そうなのかー。
高校からは一人で診察へ行くんだね。
私は行かなくていいんだねムフフ・・・♪

正直、診察はとても気が重いので、行かなくていいのはすごーく嬉しいけれど、
主治医の話から、長男自身がもっとADHDと向き合う必要があるということ。
長男が障害を受容する必要があるのだと受け取りました。

帰ってから長男に言いました。

「前に言ったと思うけど、ADHDは何も恥ずかしいことではないんだよ。
 人と比べて劣っているとかじゃなくて、出来ることと苦手なことのバランスが
 少し違ってるだけで…」

遮って長男が言いました。

「そうだけどっ!!!
 名前が付いてる時点で嫌なんだよ!!」

そんな風に思っていたのか…

病院の内容はまだ少し続きます。

クリック励みになります。
ポチッと応援お願いします。
  ↓ ↓ ↓