書は、多くの先人の方々がそれぞれの個性を磨き、芸術性の高

い作品が数多くの残されています。

その中でも、中国の書家『王羲之』や『顔真卿』『王鐸』など

は名前はご存知の方も多いと思います。

日本では、三筆、三跡など歴史で学ばれたと思います。

どれひとつとっても同じ筆跡はなく個性豊かな作品がそろって

います。



書は、筆を通して筆者の人格や人間性、個性、美的感覚などが

現れるもので個性に応じた筆つき、美的感覚に即した書きぶり

が自然に表現されるものです。しかし、未熟者の私は、自分の

中にイメージがあっても技術や心、その他、様々な要件不足に

より、イメージとはほど遠い文字が現実、よって、レベル向上

に向け日々精進する毎日です。

子供の頃の私は、せっかちで、文字を上手く書こうと考えたこ

とは皆無でした。

しかし、色気が出始めた頃から書の美しさや芸術性にあこがれ

始め、書を習い始めた頃は、ただ字が上手くなりたいという思

いだけでした。

しかし、学べば学ぶほど奥の深さ、素晴らしさを感じるように

なりました。相撲や剣道などの武道の世界では『心技体』が大

切。この3つがバランス良く高められていないと勝てないと言

う話を良く聞きます。


書の世界でも同様、技術のみでは味のある心の書は書けません。

また、技術が未熟では思うようには書けぬのも事実です。

日々の生活で様々な体験により心が感じるるすべてが書に反映

されるものと思っています。

先人の書は、その時代に生きていた文化や時代背景を受け著者

の感覚により書として芸術として生き残ってきたものです。

そんな風に創造するとたった一つの書にも夢とロマンあふれ作

品思いを馳せ心が躍ります。

文化とは、『温故知新』により物事の真の姿を理解し実践し、

現代社会、そして、未来にも通じる実践的、普遍的な良き風習

であると思います。



孤独感がつのり追いつめられ平気で殺人が行われる現代社会、

生きることの意味を考える良い機会でもあると思います。

そして、日本に生まれ、育ち、生活していることの素晴らしさ

…。



一歩、後ろに立ち止まり、周りを見渡せば、今まで気がつかな

かった色々な世界に気づき、また、その美しさ、素晴らしさに

感動することもいっぱい有ります。

そんなとき、ふと、心が和む『ことば』、『文字』、『笑顔』

に出会えたら、人生が大きく変わってい
ると考えます。

私も、書を通して日本の歴史的文化を学び伝承することの必要

性を感じるようになりました。


一人でも、多くの方が、日本の伝統や文化に興味を持っていた

だくための活動ができればと思います。

まだ駆け出しの未熟者ですが、よろしくお願いいたします。



皆さんも一度、書の世界を気軽にのぞいてみませんか。にひひ

町家について詳しく知りたい人、下記の本参考にしてください。


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