最近、節約してお金を貯めたいんだけど上手くいかなくて貯金を諦めたという方がいらっしゃいました。

 

過去に節約に挑戦しても思うように成果が出なかったという方はもしかすると方法が悪かっただけかもしれません。

 

節約を成功させるためには、目につくところから始めるだけではなく、効果的な優先順位を考えることが重要です。

 

過去に節約に失敗してしまった方も節約の優先度を正しく理解し、実行することで、効率的に貯金ができるようになります。

優先すべきは簡単で効果が大きい節約

節約を始める際に一番に優先すべきなのは、「簡単にできて大きな金額が節約できること」です。例えば、格安スマホへの乗り換えや保険の見直しが挙げられます。これらは一度の手続きで大幅なコスト削減が期待できます。

格安スマホへの乗り換えはもはや節約業界(?)では常識となりつつありますが笑

 

主要キャリア(ドコモ、AU、ソフトバンク)
月額料金:6000〜10000円程度

 

格安スマホ
月額料金:1000〜3000円程度

 

例えば、現在主要キャリアで月額8,000円の料金がかかっている場合、格安スマホへ乗り換えて月額2,000円に出来れば月に6,000円、年間で72,000円もの節約が可能です。

 

次に保険の見直しですが、保険は万が一に備えて安心が得られる一方で安くない保険料を毎月支払っています。保険には、多くの特約(オプション)が付帯されています。これらの特約は、必要なものもありますが、ほとんど利用する機会がないものや、重複している保障もあります。

 

色々と特約がついていてなんとなく安心と考えるのではなく、必要な保険を絞ってなるべく掛け捨てのシンプルな保険を選ぶのがポイントです。

 

日本の公的医療保険制度は世界最高水準ともいわれており保証が充実しているので、公的医療保険制度で補えない部分で心配な部分を民間の保険でカバーするというが良いと思います。

 

また、損害保険は保証対象が壊れた場合にその金額分が保証されるので重複して入っていても意味がありません。損失額が小さいものであれば保険をかけるよりもお金を貯めて備えたほうが良いケースもあります。

次に取り組むべきは簡単だけど効果が低い、または難しいけど効果が高い節約

次に取り組むべきは、「簡単にできるが節約効果が低い」もの、または「難しいが節約効果は高い」ものです。

簡単にできる節約の例としては、サブスクリプションサービスの解約が挙げられます。月々数百円から千円程度の節約にはなりますが、複数のサービスを解約することで合計すると結構大きな節約になります。

 

サブスクは便利ですが、契約すればするほどサービスを利用できる時間が減るので時間/料金は割高になっていきます。

利用していないサブスクをまずは解約して、U‐NEXTとHULUのような似たようなサービスを契約している場合は1つに絞りましょう。

 

一方、難しいが節約効果が高いものとしては、家賃の見直しや自炊、コンビニ通いを辞めることが挙げられます。家賃の見直しは、契約時期などで変更ですぐにできない場合もありますが、月々の固定費が大きく変わります。

 

また、自炊を習慣化することで食費を節約できます。コンビニでの出費は1回あたりは小さなものですが、積み重なると大きな金額になります。毎日コーヒーとデザートを500円買っていた場合1ヶ月で15000円です。

さらにチャレンジしたい人へ難しく節約効果が低い

上記の節約が終わった後、初めて「難しく節約効果が低い」ものに取り組むことをおすすめします。例えば、水光熱費の節約や時間単価に合わない買い物の見直しなどが挙げられます。

 

多くの人はここからスタートして頑張っているのに成果が出ないという状態になり節約を辞めてしまいます。

 

水光熱費の節約は、細かな行動の積み重ねが必要です。例えば、シャワーの時間を短縮したり、エアコンを使わない、電気をこまめに消すといった小さな努力が積もり積もって節約に繋がります。

 

一人暮らしの水道光熱費は平均で1万円程度です。基本料金や最低限使う分を除くと節約できる金額は多くても2000円程度です。

 

ひとつの照明で1日にかかる電気代はわずか8〜9円程度。この金額に対して照明を消した!消さない!と喧嘩してストレスをためるのは明らかにコスパが悪いので辞めましょう。

 

電気を消さない旦那にどうしても苛つく時は夕飯の豚肉(100g/98円)を一切れ(10g)少なくして溜飲を下げておきましょう笑

まとめ

節約を上手くやるには簡単に出来て節約効果が大きいものから優先順位をつけて取り組みましょう。内容自体は目新しいものではないですが、節約をするときの考え方について参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。