博多ハリウッド | cobanobuのブログ

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博多ハリウッドの広告が見られるのはS.43年からで、その頃の開館と思われる。経営者は粥川淳、博多の夜に君臨する帝王と呼ばれる存在。キャバレーなどの他にソープランドだけでも38軒、博多のソープランドの3分の1は彼の持ち物。この劇場へ博多署から3人の刑事が天下っている?その中の船越営業部長が中心人物である。演し物の企画、踊り子の手配、振付など八面六臂の大活躍。ある踊り子の話だが、大宰府まで連れていってもらったし、ソープランドの覗き見もさせてもらったそうである。船越流の接待の一端であろう。その成果が実ってか全国から一流の踊り子を呼び寄せ九州で一番の劇場にノシ上がった。なにしろ船越がくる3年前(S.46)は閑古鳥がなくありさまで、時を経ずしてそれを4倍の売り上げに伸ばしたのである。当時博多には東洋ショー、東京ショー劇場、そして水中ショーの催しや人気ストリッパーエリー原の出演する駅前ミュージックがあり盛況だった。定員300人、回り舞台2

週刊文春 S.49.6.17参考