拝啓 国会図書館 様
戦後GHQがカストリ雑誌を蒐集し、それをプランゲ文庫として今に記録を残していることはご存知の通りです。そのおかげで戦後の文化の側面を知ることができています。
私はストリップ資料の蒐集家ですが、常日頃からこれらを専門に集め、それを展示する機関がないものかと思っております。いずれこのハダカ芸能であるストリップは廃れてしまうでしょう。後の世の参考の為にもこのようなものが必要と考えます。もし必要であれば協力も厭いません。どうかお考え下さるようお願いいたします。(以下は私の所蔵品の概要です) cobanobu
敬具
〇週刊誌、雑誌、新聞類(昭和20年代より以下同じです)
〇劇場のチラシ、プログラム、マッチ
〇踊り子の写真、サイン
〇DVD、ビデオ
〇作家の原稿、書簡、ストリップ関係者の葉書
〇ポスター類
〇大宅壮一文庫や国会図書館から入手したコピー資料を年代別にファイルしたもの。積み上げると背の高さ位です。
〇地方紙(国会、横浜、千葉、名古屋、岐阜、京都、大阪、神戸、新潟)の劇場広告(完全ではありませんが)のコピー
〇業界紙ではインテリジェンス社「ヌードインテリジェンス」「プッシー」芸報ジャーナル社「裸舞・らぶ」浪速書房「プレイアナ」は全て揃っています。
〇帝都座の額縁ショウ関係のプログラムは全てではないですが、それに近い状態で所蔵しております。
以上