青戸(青砥)ミュージック | cobanobuのブログ

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青戸(青砥)ミュージック 昭和39年ごろ?開館 葛飾区本田中原町108 京成青砥駅北口下車徒歩5分 

週刊漫画サンデー(S.38.3.11)131日青砥ミリオン座(ストリップと実演)で全裸サービス手入れの記事がある。このミリオン座のあと青戸ミュージックが引き継いだのではないか。ダイコーミュージック専属の桜千代美がこの劇場によく出演した。この場末の劇場へテコ入れのため派遣されたのであろう。お察しのごとくこの劇場の経営者は元喜劇役者益田凡児である。今の世代の人はこの息子である二代目益田凡児(S.28年生まれ、倉敷出身)の方を御存じであろう。二代目はグループサウンドのボーヤのあと、唄子啓助劇団で役者の修行をした。おそらく初代と唄子啓助は幕内の知り合いだったのだろう。初代益田凡児は新宿モダンアートの創始者であり、大阪ではダイコーミュージックを経営しているのは有名である。ヌードインテリジェンスの広告を見ると青戸ミュージックの他に昌和ミュージック(墨田区京島2丁目)と浦安ミュージック(千葉県東葛飾郡浦安)3館同じページに載っていることから一時的かもしれないが初代の経営の可能性が高い。特に昌和ミュージックの演出は糸文弘であること。糸文はモダンアートで益田と一緒だった。そして昌和ミュージックのトイレの落書きに「またこいよ ローズ秋山」とある。ローズ秋山はダイコーミュージックによく出演する。昭和40年代都心の劇場は全ストは禁止だった。しかしこのような場末の劇場や立川などの郊外劇場は全ストが行われており、穴場的存在だったのではないか。