いずみショウ劇場開館に関する大阪日日新聞 S.50.5.15記事「通学路にストリップ劇場」
の要旨
場所は岸和田市上野町東67のビル1階、南海本線和泉大宮駅近くにある。同地は最近歓楽街化が進んでいる。発端は同市のいたる所にいずみショウ劇場5月1日開館の看板が立つ。岸和田で最初のストリップ劇場になる。それを見たPTA、自治会、婦人会が吃驚して市役所や岸和田警察署に陳情する。なにしろ現地から250メートルの距離に朝陽小、幼稚園があり、少し行くと朝陽中がある教育ゾーンだからである。経営者斎藤久美子サンは吹田市に住む踊り子キャリア10年のひと。岸和田署の説得にも、借金して1千万以上の投資をし、ストリッパーとも契約を交わしているからと拒否、おとなしい興行を手掛けるともいった。大阪府も申請があれば受理をせざるを得ないと困惑顔。
建築が少し遅れているからと、報道の時点では開館はしていない。しかしほどなくそれは成し遂げられたようだ。
それから一年弱後、劇場広告が新聞に掲載された。
S.51.4.20
SPRING HAS COME
祝新装オープン特別大興行
4月21日~30日大公開
外人残酷白黒ショー面目一新ズバリ本物
外人大天狗ベット
ダブル大天狗レス総員15名
(営業PM 1:00~10:30分まで)
いずみショウ劇場
南海本線大宮下車南2分
TEL 0724(37)4068
当初の約束と違い少しもおとなしい興行ではないのである。