おはようございます
週末なので本来ならひたすら事務作業の日なのですが
今日はこの後、9時半から僕が所属している研究会の定例会とオブザーバーとして参加している監理団体ネットワークの定例会出席で事務作業が出来ないのでもう仕事を始めています
まぁ個人事業主なんでコアタイムの無いフレックスみたいなもんですけどね
さて昨日は朝から打合せが続きました
受任した案件の数が16件
ありがとうございます
で昨日受任した中に産廃の中間処理場のM&Aの案件が有りました
いつもは中間処理場となると成功が厳しい案件が多いのですが、調査の結果とても良い案件だったので週明けに弁護士さんも交えて進めることになりました
さて産廃の中間処理場
難易度が尋常じゃないです
今年、中間処理場の相談が8件有りました
その中で受任したのは今回の1件だけです
ではなぜ中間処理場が難しいかわかりますか?
中間処理場の相談は行政書士になってもあまり無いかも知れませんけど
もし相談があった時のために知っておいてほしいのですが
これを言うと元も子もないですけど、そもそも1人では出来ません
M&Aであれば絶対に抜けの無い契約書作成のために産廃に精通した弁護士さんの存在が必要なこと
新規で許可を取得する場合は一級建築士さん、測量士さん、行政書士数名など
申請書も1,500枚は有りますからね
なのでチームが編成出来ないと手続きが出来ません
また、M&Aだと元の会社が勧告などを受けているなど何らかの問題や新規の場合も候補地に問題があれば元々の事業の許認可が飛ぶ可能性も有ります
それから事業者さんの資金面の問題もあります
当然ですけど、許可がもらえるまでは営業は出来ません
となると資金が出続けることになります
というか中間処理場で産廃を受けて最終処分場に持ち込むだけでは大赤字にしかなりません
受け入れた廃棄物をどうするか
しっかりとした事業計画が必要になります
とはいえしっかりとした事業計画が出来たところで億単位の資金が必要ですけどね
なので受任したとして許可まで辿り着ける確率は10%ぐらいです
因みに最終処分場だと1%
大きな案件が来たと喜んで何も考えないで受任してしまうと行政書士も飛ぶので気をつけてください
さてこんな話はネット上には転がってないと思います
まぁ出来る人が限られるので当たり前かも知れませんけど
既存のお客様と収運の話をする時に知っていれば自分は詳しいとアピール出来ると思って公開してみました
なんてね
出来る行政書士感出してますけど
わざとです
行政書士は食えないとか仕事を覚える術が無いとか自分がやる事をやってないだけなのに行政書士資格が悪いみたいにネガキャンしている人達への対抗です
こんなに楽しくて人生が変わる資格は有りませんよ
だから合格後、登録してバッチをつけただけで何者かになったかのように振舞う勘違い◯郎にはならないでください