おはようございます
少し早く目が覚めたので続きを書きます
開業の際に固定費をかけないと書きました
だからホームページも作らなかった
自宅でミニマムに開業する場合ホームページはマイナスにしかならないと僕は思います
だってホームページって見られるわけですよね
例えば自分が何かを依頼したいとします
普通はちゃんと調べますよね?
なのに事務所に訪問する旨を伝えると頑なに外で会おうとしたり、こちらに逆に訪問しようとする
嫌ですよね
これが自宅開業のデメリットですよね
ただでさえ不利なのに素人が作ったホームページでは集客にはなりませんよ
何か武器があるならあとはコミュニケーション能力で何とかなりますけど、開業したてでは何も無い
嫌でも実務の能力が必要になります
ではどうやって身につけますか?
ひたすら本を読みますか?
世の中にある実務本の中には確かに役に立つものもあります
でもその殆どがネットで検索するのと同じレベルなんですよ(実務を身につけた後なら勉強になる事もあります。)
なぜなら申請は全国で全く同じ基準じゃないんです
同じ申請でも提出する行政庁で運用が違います
例えば岡山県の産廃を申請する際には所在地の管轄の各県民局に提出しますが、同じ県内でも運用方法が違います
それどころか同じ県民局でも移動で担当者が変わると解釈が変わるので運用方法が変わります
同じ県内や管轄であれば若干の違いではありますけど、同じではないんですよ
慣れている人からしたら余裕で切り抜けられるレベルではあります
だけど慣れてない人が他県の人の書いた本でわかるかというと無理なんですよね
この前の古物の話で書いたかもしれませんけど、同じ申請なのに提出先が変わるだけで証明書類が変わったりもするんですよ
入管業務であれば山脇さんの書いた本を読んでおけば後は対応力で何とかなるとは思いますけど
なんせ高いし、ページ数が多すぎてキツイ
それを右も左もわからん人が実行するのは酷だと思います
となると自分と同じエリアの人に生きた実務を習うしかないわけですよ
本当はどこかの事務所に就職してノウハウを身につけて独立するのが理想ですけど、現実的にそれは厳しい
だから自分が師事出来る先輩を見つけることが必須です
言い方が悪いですけど、先輩からしても忙しい時だけ手伝ってくれる方が助かるわけですよ
兼業で収入を確保した上で、時間のある終業後や休みの日に手伝いに行って生きた実務を勉強させてもらう
何なら報酬の一部を支払ってくれる人もいますよ
ただ努力も必要です
短い時間の中で生きた実務をしっかり勉強して自分の武器にするわけですからね
そうした先輩であれば実務を身につけた後は必ず自分の後ろ盾になってくれますので頼りになりますよ
ただし
先輩は忙しい中面倒をみてくれます
だから調べれば簡単にわかることを何回も聞くとかは失礼なのでやめてください
僕も今でも師匠に質問することもありますけど
たまに安易に質問して手引きに赤線を引かれたPDFが無言で送られて来ることがあります
めっちゃ焦ります
まぁ長々と書いて結論は誰かに習えと単純で申し訳ないですけど
とりあえずそれで自分が誠意を見せても相手にしてくれないような先輩なら切ってよし
やっぱかなり長文になりますね
この前うちに遊びに来てくれた新人さんにも同じようなことを話しましたけど、3時間ぐらい話しましたからね
やっぱ文字にしたらごっつい本が書けるな
ということでこれ以降はどっかでお会いした時に話しましょう