こんばんは
今日は所属している研究会の定例会の後、うちの事務所で新入会員さんに色々とアドバイスをさせてもらいました
僕もね開業当初は恥ずかしい迷走をしてるんでね
ということで今日は事業計画について
僕の記事なんでまた普通とは違う視点でリアルなところをお伝えしようと思います
行政書士として開業するときに右も左も分からない状態のためネットで調べまくると思います
そのときにヒヨコ狩り記事に行きあたり事業計画の大切さが語られていますよね
事業計画は確かに大切です
ただ事業計画の形を作る事が目的になったりしていませんか?
実務家として勉強しながら経営者としてもヒントを求め、たどり着くところではないかと僕は思います
ただ、現実問題
仕事なんか簡単に取れませんよね
となると自分のたてた事業計画との乖離に苦しむと思います
なのでカタチに執着するんじゃなくてとりあえず大切な部分だけはしっかりと持っていなければダメです
その大切な部分は損益分岐点です
損益分岐点と言っても人によってその金額は全く違います
まるッと専業で自宅じゃなく他所に事務所を構えるのであればその額も大きいでしょう
逆に自宅開業でミニマムにやるのであれば半分ぐらいで済むかもしれません
だから今後、自分がどうしていきたいかが重要になります
僕は自宅開業で始めて、いつか事務所を構えることを目標にしていたので最初から高い目標値を設定していました
なぜなら損益分岐点を設定することで報酬を決めるときの時間単価が見えてきます
自宅開業から事務所を設けることで報酬を上げなければいけなくなるとかだと今まで腕じゃなくて金額で勝負してた訳やでカッコ悪いし
会社員と兼業の場合も同じで給料で50万、報酬で20万みたいな感じから始まって独立する時は福利厚生の部分や増加する固定費を考えて報酬で100万みたいな感じ
ということで損益分岐点という基本ができたらあとはそれに肉付けしてくだけ
単純に損益分岐点の金額がひと月の目標とする最低受任金額になるわけですよ
でその金額の仕事を受注するためには自分は何をしなければいけないかでまた悩むわけですね
最初は仕事の覚え方や取り方、全てのことが分からんことだらけやと思います
ただひとつだけ確実なのは行政書士は食えないと言っている人は何をやっても食えないです
行政書士が食えないんじゃなくて、その人に問題があるのを行政書士のせいにしているだけですから
僕も開業してから迷走していましたけど、師匠や色々な人達との出会いで軌道修正され今があります
なので自分が経験してきた実体験から学んだことならいくらでもアドバイスはします
後輩を育てない業界は廃れるだけですからね