シリーズ40巻目。そろそろこの辺で..... 倉阪鬼一郎著 勝負めし 小料理のどか屋人情帖40 | 生きているだけで儲けもの

シリーズ40巻目。そろそろこの辺で..... 倉阪鬼一郎著 勝負めし 小料理のどか屋人情帖40

 先の入院中に読んだ1冊。

 

倉阪鬼一郎著

勝負めし

小料理のどか屋 人情帖40

 

 

 

 

 

ネタバレあり

 

 小料理のどか屋の暖簾を守る二代目千吉

 父である初代時吉は元武士

 元は大和梨川藩の侍・磯貝徳右衛門。理由あって藩士を斬って藩を出奔。顔の火傷は自らつけたもの。姿を隠すため。

 藩に見つかったものの斬った相手が不正を働いていて、斬ったこと出奔したことはご破算に。藩に戻ってこないか。その誘いを断り、江戸で料理人を続ける。

(この辺りのストーリーは読んでいて楽しくワクワクした。シリーズ前半です)

 

 藩主が代わり、何と! 今はのどか屋にお忍びで現れる。藩主の名は筒堂出羽守良知。お忍びの時の名は筒井堂之進

 

 御城将棋。上様の御前で将棋を指す。

 予選を経て、将棋家の代表と戦い、そこで勝てばことによると御城将棋に相成る。

 その予選に将棋の名手である大和梨川藩の兵頭三之助に白羽の矢が。

 推薦したのはなんと! 藩主である筒堂出羽守良知。

 藩主直々に対局の場をのどか屋にしたいと。そして勝負めしとおやつを考えてもらいと。

 

 のどか屋が対局の場になる。

 その時の対戦相手は、14歳の少女と兵頭三之助。

 勝敗はいかに?

 

 次の対局の場は、成願寺

 この時の勝負めしもおやつものどか屋が受け持つことに。

 対戦相手は全盲の棋士

 勝敗はいかに?

 

 そして将棋家の棋士代表と。

 勝敗はいかに?

 

 将棋を知っておればワクワクするだろうが、モネ父さん、全く将棋を知らない。すごい型を形成した。さぁーどう崩す。持ち時間使い切った。1,2,3とカウント。10数える内に打たないと負ける。その臨場感が全く伝わってこない。

 

 将棋の勝負以外は、いつもと変わらぬ展開。

 14歳の将棋指し少女がのどか屋で働くことになったり、将棋のことがかわら版に載ったりと。

 

 なんかストーリーが読めてくる。

 変わるのは料理だけ。

 

 40巻の区切り。

 このシリーズはこの辺にしようか。

 もっと読みたい本が、再読を含めて沢山ある。

 

書き終えたところで、41巻の予約が始った。

タイトルもわからない。

発売されてから買うか?買わないか?検討しようキョロキョロ