過去の登場人物が登場 倉阪鬼一郎著 越中なさけ節 小料理のどか屋人情帖39
本日退院しました
2週間の予定で入院。
その間に読もうと思って持ち込んだ本が5冊。全て読みました。
最後に読んだのがこの1冊。
昨年の入院中に見つけて、一気にシリーズを購入。今回読んだのが第39巻
倉阪鬼一郎著
越中なさけ節
小料理のどか屋 人情帖39
最初の頃は面白かった。
グイグイ引き込まれて読んでいました。
それが2代目千吉が中心に書かれるようになってからは、面白さが下降線。
今回のタイトル
越中なさけ節
越中富山薬売りに関係する話。初めて江戸に来た薬売りの信平。父親は北前船に乗っていて遭難。お涙を欲しいところだが、よくある話で全く泣けない。
そして、越中富山薬売りに扮した盗賊が江戸に。上方言葉を話す薬売りを見つけたら知らせてくれ❗と黒四組(幕府の隠密組織)
越中富山の薬売りが町中で見つけ知らせる。
捕縛に至るまでの枚数僅かで、京にいる仲間まで一網打尽。
あれ❓もう解決。あっけない。
話のほとんどが、お久しぶり~と過去の登場人物が店に現れ、2代目千吉、先代時吉の料理を食す。その料理の説明。
そして猫の話。
小料理のどか屋人情帖39は、過去の登場人物の総ざらいと提供した料理と猫の話で終わりました。
当初と違う方向にいっているようで。
江戸の料理紹介本の趣
読み続けようか?
手元に昨日届いた40巻がある。これを読んでから決めよう💦