半年の入院で読んだ本~倉阪鬼一郎著/料理人のどか屋人情帖(36巻)
第1巻の人生の一椀,第2巻の幸せの一膳
泣けるよ~
涙流しているところ看護師さんに見られた!
辛い治療。平凡な入院生活。
どうしても気持ちがささくれ立ってくるし、
ネガティブな思いが頭の中、心の中を支配してきます。
そうなると、治る病気も治らなくなるし、治癒が遅れる。
そうならないように、
自暴自棄になりがちな気持ちをなんとか繋ぎ止めてくれていたのは、
大谷翔平選手の大リーグでの活躍と
ほっこりする、人情物の時代小説を読むことでした。
辛いな~と思った時に、よくぞこのタイミングで
天から言霊が本を通して降ってくるのです。
どれだけ救われたことか。
全く読んだことのない作家さん
倉阪さんの一冊を、書評読んでポチッと
読んでみていいね~と思ったのが、
シリーズものの「夢屋台なみだ通り」、発刊されている4巻を読んでいる途中で、倉阪さんの次のを。
選んだのは、36巻まで現在も続いているシリーズ
倉阪鬼一郎著
小料理のどか屋人情帖 36巻
一気に36巻
題名をみてストーリーが思い浮かぶ巻あり。
浮かんでこない巻あり。思い浮かぶ巻は、記憶に残るほどのストーリーだったんでしょうね。一気に36巻全て読むと、どれが、どれやら。それくらい次を読みたいと思わせる小説でした。
第1巻~10巻くらいまでは、グイグイ引き込まれるストーリー
第1と2巻を読んで即、発刊されている全てを読んでみようと思った次第。
終盤の巻にさしかかってくると、柱となるストーリーについてこれだけ?少し欲求不満となる内容の巻も。
ですが、辛い治療もありの病室での時間を癒やしてくれたことには、間違いありません。
シリーズ、まだまだ続くみたいです。
第37巻は、病室で?自宅で?
できれば、自宅で読みたいものです。