倉阪鬼一郎著 小料理のどか屋人情帖36 祝い雛 | 生きているだけで儲けもの

倉阪鬼一郎著 小料理のどか屋人情帖36 祝い雛

  只今入院中

  昨晩読み終えた一冊

  入院していると殺伐とした内容よりも、ほっこりとした人情ものが読みたくなる。

  と、なると時代小説。

  もともと時代小説&歴史小説が好きで、読む本は、ほとんどそれですが、入院中は顕著です。

  昨晩読み終えた一冊はこれ



  小料理のどか屋人情帖 祝い雛
  シリーズもの第36刊です。

  第35刊もつい最近読みました。
  潮来船唄

  小料理のどか屋人情帖
  シリーズものとして、現在36刊まであります。36刊は最近発刊されました。
  この著書を見つけたきっかけは、同作者の
『夢屋台なみだ通り』を見つけ、シリーズで発刊されている4刊を全て読んでから。
  いいね~👍
  ほっこり気分に浸れる。そして、今はほとんど忘れ去られた、近所付き合いの人情話。お互い様よ~と言う気配り。
  小料理のどか屋人情帖は、ほっこり、人情話プラス、てらっていない小料理、福猫の登場。そして、初代から二代、三代目へと続く、ごく普通のごく平凡な生活が描かれています。ご近所さんとともにごく平凡な生活が一番幸せであると思えるシリーズです。
  出てくる小料理。作れそうだなぁ、退院したら自分で作って、作れないのは妻に作ってもらって食べよう。治療で食欲がなくなっている体に息吹きを起こしてくれます。食べたいという欲求が湧いてきます。
  登場する猫ちゃんも、さりげなく描かれていますが、無くてはならない登場人物ならぬ、登場猫です。
  次が早く読みたい。
  そして、夢屋台なみだ通りも。ひょっとして、このシリーズは、4刊で完結?
  発刊を待つシリーズものがあるのは、幸せなことです。