iwoo NOGATAでライブ納めでした。



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<本日のセットリスト>
1.絶海
2.2nd City
3.化石の街
4.海が泣いている
5.一番輝いた場所で

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ご来場ありがとうございました。

プログレ志向の宿命か、一曲が長い。今回特に。
5曲にも関わらず通しリハではMC込みで38分というギリな時間になってしまった。本番も同じくらいだったと思う。

リハの時は「あれ~」という感じで細かいこと忘れたり間違ってたりしてちょっと不安を抱えたままだったんですが、
久々の割には手応えも悪くなかったかな。
最初のインスト2曲は「毎回が初回」というくらいに真っ新な状況で臨むので結構気楽です。

しかしですね、
今回の新曲「化石の街」はもう事故でしたよ、えぇw
ただ「全編5拍子の歌モノ」ということで、いきなりハードルを上げすぎた感があって、
演奏も歌も迷いっぱなし。ピアノに隠れてオケのリズムがぼやけてしまったように思う。
ピアノ返しの音量だけを落とすことで行けるだろうか、というようにこれは練習ではなくて実戦で熟成していくしか無いような気がする。


そしてソロでよくやっている「海が泣いている」今回はオケ仕込み。やはりこの曲は弾き語りよりもこっち。
アレンジャーズキーボードでありたいんです、俺。(軽く意味不明チック)
絶海とこの曲はキーがEbmというb×6。ただこういうキーの方が楽だと個人的に思います。迷ったら黒いの叩けばとりあえず間違いないので。
すみませんこんなに投げやりなんです、えぇ。

最後はReal LPCにGuitar Rigを噛ましての2分間ギターソロ。
鍵盤で4テイク生かして、それを良いところだけつなぎ合わせてます。
ギターはこの曲に限らず一切弾いてませんが、とりあえず鍵盤だけでこのクオリティまで持って行けるのは本当に再現技術の進歩のおかげです。


「一番輝いた場所で」この曲の生い立ちについて、今日こそはMCで話しようと思ったのだが、ほぼMCで喋る時間がなかったので、そこそこに始めてしまう。
これに限らずMCの時間を殆ど取れなかったので、今後は色々と構成とか一層考えないとイカンですね。
特にこの曲は7分半ある。ただ大切な曲なので、できるだけやっていきたいと思っています。ただ外には、、、どうなんでしょうね。自分の歌がモロに出てるので、まだ気恥ずかしさが抜けません。これも実戦で熟成ですね。


共演者さんも含めて今日は本当に楽しかった。

<中臣和哉さん>
このハコはギター一本フォークシンガーの方も多く出演されてますが、
良い感じに脂が乗っているフォークを披露されていました。
歳も自分より上で、やっぱフォークって人生経験で深みが出るんでしょうか。


<清水亮太さん>
こちらもギター一本ですが、エフェクターセットを駆使して、左右に振るパンニングディレイの海を作り出す手法でインストを展開。
このハコでこういうのをやる人が居た!ということに驚き。
まるでリズムのオケを打ち込んであるようにも聞こえるんですがギター一本。もっと聴いていたかった。


<藍原竜太さん>
自分のピアノが制球力に難あるクセ球の中継ぎだとすれば、こちらは先発本格派右腕というところでしょうか。
立て板に水のようなピアノです。歌もガタイの割には(失礼!)さわやかな声です。
自分がドロドロの空気を作ってしまったので、その後でとっても救われた気がします。


<中井梨香さん>
今回唯一のソロシンガー。アニソンから演歌までを短時間で切り替えながら歌う。マルチな方。
オリジナル演歌「不倫女の戯れ言」では間奏ごとに拍手が入る。これぞ演歌の心であろう。でもどうしてなんだろう。
存在感のある歌でした。なんでもお色気担当だそうで。



さて、そんな中で自分は存在感を示せたかな。
2013年、ライブの年をちゃんと締めることができました。

来年は1/19(日)・秋葉原で高坂夏海さんのサポートから始まります。
あと、ちょっと先ですが4/27(日)に野方昼の部で幻月堂が始動します。「昼の部」ですお間違いないよう。
そしてその前にソロをもう一回入れます。
幻月堂以外にも、楽曲提供の話もいくつか頂いています。
来年はオリジナルが充実していきそうな予感です。

書いているうちに大晦日になっています。
今年全般を振り返る記事を書くことはできるんだろうか?