影の編集者(以下 編):今週末はERAの2daysだそうで。
こばひっ(以下 ひ):土曜はZABADAKの吉良さんとのジョイント、日曜は宇都宮で純正ERAです。
編:で、ERAってどんなんですか。
ひ:超絶バイオリンと超絶ギターによる熱い演奏と残念なMCで展開する2人組です。
編:そろそろ本題へ。
ひ:ライブって客は何に対して金払ってるんだろう、という。
編:ERAに2日続けていくってことですが、じゃあ何に対して金払ってるんですかね。
ひ:そりゃもう超絶技術を見るために、そこから出てくる音を聴くために金はらってるんですよ。
編:明快だなぁ。
ひ:ほら、プログレとかこの辺のジャンルって「俺スゲー」で成り立ってるようなもんじゃん?
編:一般人からしたら「複雑すぎる」ものですからね。
ひ:NHK-FMのプログレ三昧でも「長い!しつこい!面白い!」と表現されるようなもので。
編:しかしあの番組も狂ってますがそれはさておき、こばひっさんもライブやってるわけですよね。
ひ:流石に「技術に金を払う気で来てください」なんて言えねぇよ。
編:そんなこと言ったら簡単にネットで炎上するでしょう。
ひ:でも技術から逃げちゃイカんと思うのね。プロじゃないとはいえ、お客さんから金取ってるわけだし。
編:本人がどう思ってるか関係無しに、客は「この人すげぇ/正直ちょっと足りない」は判断してますね。
ひ:「技術も大切だけど」という論調は当然あっていいと思うし自分もそういうことは言うかな。でも「技術なんかより」という論調は聞きたくない。
編:微妙な言い回しですね。
ひ:「技術が無くても心が入っていれば」ということを演者側が言ってるのって「お客様は神様です」を客側が言ってるような違和感をね。
編:演奏や歌に対して、ちょっと足りないところに対して客が「がんばれー」みたいな気持ちになるのも、素人のライブにはありますね。
ひ:そうそう。演者が言い訳をするのはダメで、そういうところは客サイドが判断すること。そういうステージ構成も技術かな。大事なのは「外さないこと」じゃないので。
編:それは自戒の念も込めて。
ひ:はい、豪快に甘んじて受ける。でも「ここでしか見えない聴けないもの」に対して金を出したいし、それで受け取りたい。
編:ここのところ、結構「技術・技術」と言ってますよね。
ひ:みとせのりこさんのこのツイートがきっかけかも知れない。
編:あとは、アーティストに対してじゃなくて「ライブハウスの客として金を払う」という考え方もあるんだけど、流石にブッキングライブという形式だとなかなか。
ひ:そういうイベントの時はどうしても「誰を聴きに来ましたか」という話になっちゃう。5組出演者がいて、そのうち3組は前に一緒にやったことある人達で、それを聴きに来た場合、なんて答えればいいんだ?という。
編:実体験ですね?
ひ:それも最近の。
編:そういう場合はどうするんですか?
ひ:本当は「2000円をこの3組に等分してください」とかやりたいんだけど、それもなんか偽善っぽいので、直感で「今日はこの人」と。
編:あるところで「本来は1500円ですが、僕で入る方は500円でいいです」みたいなのを見かけたんですね。
ひ:なんか卑屈だなぁ。そんなこと言ってる人のライブ見たいですか?と。
編:それくらいのステージしかできませんよ?という。
ひ:「ハコが設定してる金額=それくらいのステージにしろよ?」というメッセージだとすれば最初から「激しく無理っす!」という白旗だもんね。
編:前売りと当日で値段変えてるのはどうですか?
ひ:まぁ、アリじゃない?決め打ちで来てくれるお客さんに対して、感謝の気持ちを表現する手段としては。
編:でもこばひっさんは値引きしないんでしょ?
ひ:ノルマ分を確実にクリアできないうちにやるのは金額云々言う前に恥ずかしい。
編:シャイなんだ。
ひ:えぇ、まぁ。ノルマ制そのものに対する声も色々上がってるの見るんだけど、俺そこまで深くは考えてない。
編:値引きしてお得感を演出するとか。
ひ:なんか自信の無さを演出してるみたい。だって1500円が2000円になったところで「じゃあ行かない」ということになる?「あの人は値引きしてるのにこっちは値引きしないの?じゃあ行かない」なんてことになる?
編:なるかも知れない。
ひ:それだったらそんな人来なくていいや。
編:また最後は投げやりですね。というわけで時間です。次は何やりましょうか。
ひ:とりあえず週末のERA終わってから考えることに。
編:妙に意識高い系な内容になってるような気がするので、次は笑えるやつがいいな。
ひ:あったかなぁ。
こばひっ(以下 ひ):土曜はZABADAKの吉良さんとのジョイント、日曜は宇都宮で純正ERAです。
編:で、ERAってどんなんですか。
ひ:超絶バイオリンと超絶ギターによる熱い演奏と残念なMCで展開する2人組です。
編:そろそろ本題へ。
ひ:ライブって客は何に対して金払ってるんだろう、という。
編:ERAに2日続けていくってことですが、じゃあ何に対して金払ってるんですかね。
ひ:そりゃもう超絶技術を見るために、そこから出てくる音を聴くために金はらってるんですよ。
編:明快だなぁ。
ひ:ほら、プログレとかこの辺のジャンルって「俺スゲー」で成り立ってるようなもんじゃん?
編:一般人からしたら「複雑すぎる」ものですからね。
ひ:NHK-FMのプログレ三昧でも「長い!しつこい!面白い!」と表現されるようなもので。
編:しかしあの番組も狂ってますがそれはさておき、こばひっさんもライブやってるわけですよね。
ひ:流石に「技術に金を払う気で来てください」なんて言えねぇよ。
編:そんなこと言ったら簡単にネットで炎上するでしょう。
ひ:でも技術から逃げちゃイカんと思うのね。プロじゃないとはいえ、お客さんから金取ってるわけだし。
編:本人がどう思ってるか関係無しに、客は「この人すげぇ/正直ちょっと足りない」は判断してますね。
ひ:「技術も大切だけど」という論調は当然あっていいと思うし自分もそういうことは言うかな。でも「技術なんかより」という論調は聞きたくない。
編:微妙な言い回しですね。
ひ:「技術が無くても心が入っていれば」ということを演者側が言ってるのって「お客様は神様です」を客側が言ってるような違和感をね。
編:演奏や歌に対して、ちょっと足りないところに対して客が「がんばれー」みたいな気持ちになるのも、素人のライブにはありますね。
ひ:そうそう。演者が言い訳をするのはダメで、そういうところは客サイドが判断すること。そういうステージ構成も技術かな。大事なのは「外さないこと」じゃないので。
編:それは自戒の念も込めて。
ひ:はい、豪快に甘んじて受ける。でも「ここでしか見えない聴けないもの」に対して金を出したいし、それで受け取りたい。
編:ここのところ、結構「技術・技術」と言ってますよね。
ひ:みとせのりこさんのこのツイートがきっかけかも知れない。
編:あとは、アーティストに対してじゃなくて「ライブハウスの客として金を払う」という考え方もあるんだけど、流石にブッキングライブという形式だとなかなか。
ひ:そういうイベントの時はどうしても「誰を聴きに来ましたか」という話になっちゃう。5組出演者がいて、そのうち3組は前に一緒にやったことある人達で、それを聴きに来た場合、なんて答えればいいんだ?という。
編:実体験ですね?
ひ:それも最近の。
編:そういう場合はどうするんですか?
ひ:本当は「2000円をこの3組に等分してください」とかやりたいんだけど、それもなんか偽善っぽいので、直感で「今日はこの人」と。
編:あるところで「本来は1500円ですが、僕で入る方は500円でいいです」みたいなのを見かけたんですね。
ひ:なんか卑屈だなぁ。そんなこと言ってる人のライブ見たいですか?と。
編:それくらいのステージしかできませんよ?という。
ひ:「ハコが設定してる金額=それくらいのステージにしろよ?」というメッセージだとすれば最初から「激しく無理っす!」という白旗だもんね。
編:前売りと当日で値段変えてるのはどうですか?
ひ:まぁ、アリじゃない?決め打ちで来てくれるお客さんに対して、感謝の気持ちを表現する手段としては。
編:でもこばひっさんは値引きしないんでしょ?
ひ:ノルマ分を確実にクリアできないうちにやるのは金額云々言う前に恥ずかしい。
編:シャイなんだ。
ひ:えぇ、まぁ。ノルマ制そのものに対する声も色々上がってるの見るんだけど、俺そこまで深くは考えてない。
編:値引きしてお得感を演出するとか。
ひ:なんか自信の無さを演出してるみたい。だって1500円が2000円になったところで「じゃあ行かない」ということになる?「あの人は値引きしてるのにこっちは値引きしないの?じゃあ行かない」なんてことになる?
編:なるかも知れない。
ひ:それだったらそんな人来なくていいや。
編:また最後は投げやりですね。というわけで時間です。次は何やりましょうか。
ひ:とりあえず週末のERA終わってから考えることに。
編:妙に意識高い系な内容になってるような気がするので、次は笑えるやつがいいな。
ひ:あったかなぁ。