オリンピック見ながら、洗車機で泡泡洗車。
年末年始から、身近な不幸があり超多忙と極寒により、まだ手洗い洗車できておりません。
このウレタン?のブラシがボディを痛めるという方もおられますが、手洗いの方が痛めるという説もあり。
まぁ、手洗いを基本に、たまには、洗車機の洗車も良いでしょう。
さて
コストコメンバーの方はご存知だと思いますが、
2月に入りましたので、コストコでいわゆるリワードが確定しました。
リワードっていわばポイント還元なんですが、ご存知でない方に説明すると、日本では、ポイント還元を受けるには、コストコ公認のクレジットカードを使う事が手っ取り早い。
このカードでなくても、現在はマスターが付くクレジットカードであれば使えるんですが、まぁコストコ専用というだけあって、ポイント還元率が少しだけ良いと言われてます。
それが、1.5%
このポイント還元は、1月から12月の1年間使って、翌年の2月に付与され翌年の12月までに消費しないといけないルールになってます。
そしてコストコは年会費商売をしていて、通常会員だと、4,840円(税込)を払う必要があります。
その年会費をこのポイントバックでチャラにしようと考えたら、年間、なんと
322,667円
コストコで払わなくちゃいけません。
これって、約27千円、月々コストコにお金を落とせるお得意様になる必要があるので、そうですね、この通常会員で、グローバルカードを取得しても、まぁ年会費分までは、もと取れないんじゃないですかね。
つまり、いいとこ年会費分を少し軽減して、コストコライフを楽しむくらいじゃないでしょうか。
そうした中、エグゼクティブカードっていうものが数年前登場しました。
今回は、
これの謳い文句に意義あり!
って事を主張したくて書いてます。
このエグゼクティブカードは、
年会費9,900円を支払う必要があります。
これは、通常会員より、
5,060円多く年会費を払うんです。
そのバーターとして、グローバルカードの1.5%リワードに加え、2%のリワードが得られるっていうんです。
つまりこういう事です
そう、このグローバルカードと併用すれば、右下マスに書いてある、年3.5%ものリワードが受けられると。
いろいろ公式ページでも書いてありますが、自己計算で、ざっくり、
28万3千円使えば、年会費分を稼ぐけいさん。
つまり、通常会員より寧ろハードルが低くなります。
去年の実績を計算
去年のコストコでの支出額を計算すると、
41万円ちょい(年会費除く)。
おぉぉ、結構使ったねぇ。
僅かながら、年会費ボーダーを超えてます。
なので、14千円くらいリワードがあるはず。
ところが。
蓋を開けてみると、11千円ちょい。
はぁ?
嘘、この差なに?
よく見ると、対象の利用額は、33万円ちょい。
8万円も差があるわ。
何?詐欺やん
実は、これ私の勘違いがあっての事なんですが、これによって、今回よくよくリワードの仕組みを知る事になったんです。
まず、対象期間
自分は、カード会社に支払った月で計算してました。つまり、実際は2020年の12月から2021年の11月の支払額で計算していたのです。
これによって、総支払額に差が出てたのです。
そういや、2020年12月って家電製品を結構買ってました。
レシートを見つめてわかった事
この支払い額は、10,018円。
レシートの下に書いてある内容をいつもは全く気にもとめなかったのですが、今回はきちんと計算してみます。
まず、グローバルカードに付与される1.5%分。
10,018円×1.5%=150.27
レシートの記載には151円となってます。
これは、一円未満を切り上げてますね。
良心的!
次いで、エグゼクティブカードの2.0%分。
10,018円×2.0%=200.36
レシートの記載は176円。
あれ、全然違う!
ここから、何が違うか捜索する事になります。
グローバルカードとエグゼクティブのリワードには付与ロジックが違うって事がもっとも疑わしい点。
で、普段気にしないところを公式ページで発見して、思い出しました。
年会費は入らないっていうのは覚えてたんですけど。
一番下のマーク部分、消費税が入らないってことは盲点でした。
さらに、アルコール部分は1%付与ってこと
今回、ワインを998円分買ってました。
なので、こいつをまず控除。
すると
10,018円-998円=9,020円
さらに消費税分を控除します。
9,020-668=8,352円
次いで、ワイン分の値段から消費税分を控除。
998円-91円=907円
そうると、リワード計算は、
8,352円x2.0% + 907円x1% =
167.04円+9.07円 = 176.11円
レシート表示を見ると176円。
うーん、今度は切り捨ててますね。
でも、計算が合いました。
でも待ってください!
やっぱ、納得いかん。
誇大広告に近いんではないの?
だってそうでしょう?
グローバルカードは支払額にまんま、1.5%付与師tくれているのに対して、エグゼクティブは消費税分は少なくとも控除して2.0%付与じゃないですか。
それぞれ、起算ベースが異なるのに、付与率を単純に足して良いのか?
じゃ、最大と謳っている3.5%ってどうすりゃ実現できるの?
って事です。
多くのユーザーは絶対この3.5%には到達しません。
到達するには、非課税の商品を買うしかないんです。
とても理不尽ですよね。
私の昨年、1年間のケースでも実体は、ガソリンを除くエグゼクティブ付与率の実体は
約1.89%
程度でした。
コストコさん、
少し、付与条件の表現は改めてほしいです。
こんな細かいところにぐちゃぐちゃ言うなと言われそうですが、大体、1.5%、2.0%、3.5%っていう細かいところを話しているんですから、ここはとても重要な要素です。
コストコ通(コストコフリーク)の多くの方達は、とてもお得とほぼ好意的な表現でエグゼクティブ会員のリワード条件を語っているようですが、このような部分を突いている方はおらず。
コストコ通の皆さん、もうちょっと勉強したまえ!
(なんて、自分も今回よくよく初めて確認したんですがね)
ちょっと、見直したのは、グローバルカードを提供しているOMC。
消費者視点に立って、切り上げ付与はとても好感が持てます。
結論
結局、33万円も年間使って、11千円程度の付与。
9,900円の年会費を考えると、
ネットのお得度、1,139円。
疲れるわ。
一方、もし通常カードだけだったら、
リワードは、4,961円。
あっ、通常でも通常年会費4,840円賄えたじゃん。
って事は、
11百円得る為に、追加で年会費5,060円払ったって事でしょう?
阿保みたい。
エグゼクティブカードって、自ら大量消費のハードルを上げているだけで、私の使用レベルではお得感ほぼゼロと言う現実を、まざまざと見せつけられたのでした。
コストコマジック、恐るべし。
アディオス!
(番外編)
3.5%リワードを実現する方法
実はあります。
それは、ガソリン、灯油だけ買い続けること。
実はガソリンの2.0%リワードはグローバルカード経由となります。
本文で説明した通り、グローバルカードは、消費税込みの総支払い額に2.0%付与してくれるんです。
つまり、消費税込みの価格にまるまんま2.0%を付与してくれるんです。
と言うことで、コストコも、最大3.5%の部分は、条件によっては、嘘ではないと言えます。
言えますが、これは、かなりマイノリティ条件なので、やはり、個人的には誇大広告に近いものだと考えます。
そんな事より、コストコさん、
切り捨て付与はやめましょうよ!