まだ、
南紀ドライブのブログは完結してませんが、ここでニュース速報。
8月下旬にやらかした、リアエアコンのつまみ破損のブログの後、みんカラのお仲間から、メッセージが。
「アリに純正品の10分の一くらいの価格で写真と同じ様な製品がありますよ」
な、なんと、調べて見ると3千円程度で出ているではありませんか。
早速内容を調べてみると、評価は良いが、
「なにやら若干変更が必要だが問題ない」
というコメントがちらほら。
まぁ、ほぼ同型だしなんとかなるのでは?という事でポチりました。
後で、同じみんトモさんから、もっと安いのがありますよってメッセージも来ましたが、既にポチり済み。
まぁ、ここは紳士的に待つことにしようということで先日ようやく商品が届きました。
今日は
この商品が実際に着くのか、安物買いの銭失いとなるかどうかのレビューです。
これが来たやつ。
もうねー角度調整機能など完璧。
ここで気づいたんですが、センター部分、純正はつや消しブラックだったのですが、こいつはピアノブラック艶あり。
まぁフレームは艶ありなのでかえって良いかな。
はやる心を抑え、いざ交換。
今後、同じような作業をする方のために、ある程度Tipsを交え解説します。
・作業性の空間確保のため、まず全席シートは前にずらしておきます。
・下図の様に引っ張りながら外していくんですが、上部をまず、下図写真の様にそろりと浮かせていいきます。その後下部で固定されている左右2箇所ずつの爪を外していいきます。
でもねぇ、力加減が難しく、簡単じゃないんですよ。
何度も、あぁーこれ俺には無理なのかなぁって萎える気持ちが増してくるんですが、
右、左、また右と慎重かつ大胆にいくしかありません。
ある瞬間、
「バキバキ!」
って音がして、ある程度の爪が外れる時が来ます。
外れた瞬間。
丸で囲った部分がメイン固定部。つまり爪がはまる部分です。
黄色い部分にも爪がはまる箇所があります。
こういうところを知っていると知らないとでは、力を入れ方のコツが全然変わってきますので重要だと思います。
この時、破損が無いかまわりをよーく見渡します。
上の丸はエアコン温度調整のパネルに繋がっている箇所。
下の丸は12V電源。
これは、外す前にどっちのケーブルがどういう向きで挿さっているのかを区別するためにで写真撮っておくと良いです(今回は間違い様はありませんが)。
FLのB8.5はAC100Vソケットもあるはずなので、もしかしたら、背部にDC/ACコンバーターもセットされている可能性があるので、意識しておきましょう。
※ラゲッジルームにもAC100が出ているので、コンバーターはもっと別のところにある可能性は高いですが
裏面の
全体写真をとるのをすっかり忘れてしまいましたが、丈夫の4つの爪と、左右にねじ止め2箇所(T20)と、下部に爪があわさって固定されています。
ネジを外して、下部の爪を丁寧に外しながら、下部から慎重に外していけば外れます(難易度小)
外したものとアリから新調した商品を比べたのがこちら(右が純正オリジナル)。
よーく見ると左右の爪の位置が違いますね。
実は、これ、あらかじめYouTubeで予習して織り込み済み。世の中狭い。この手の破損は世界共通なんですね。大変役に立ちました。
で、これどうするかと言うと、折ります。
ペンチで折り曲げ、前後に触れば折れます。
まぁ、これで着くなら安いもん。
固定に影響ないし。
で取り付けは上の四本の爪を本体カバー側のメスに入れて、下部の爪を合わせれば付きます。
・・・付かん、下部がなんかぐらぐらして隙間できてるー
あれ?
よーく見ると、ネジ穴もズレてる。
うーんなんで?
何度かトライしてもダメだったんでもう一度製品を見比べてみるとー
若干、中華製はRがきついやんけー
これが原因かー
パサート中国仕様は、こんなところがマイナー仕様なんですねぇ。不思議。
よーく観察すると下部爪の部分も純正と違うわ。
この時点で、交換断念も頭によぎったのですが、
なんどかやっているうちにこれくらいの位置でネジ留めできればなんとかなるかなっていうポジションを発見。
そこで、なんとかねじ止めできる様、ネジ穴を調整することに挑戦。
ドリルで、穴をずらして開けて、ヤスリで径を調整しました。
なんとか上手く取り付けられました。
が、本体のネジ受けとこのパーツのネジ穴部分、ぴたり密着せず、浮いた状態でネジを固定しているので、若干しなった形での固定となります。
あと下部の本体側の爪と本来はまる部分をヤスリで少し平に。ここうまくはまらないので、あまり余計な高さはかえって本体側に負荷をかけると判断しました。
最終取り付け写真がこちら。
最終的には養生テープでまさに養生しておきました。これにより、長時間使用で今後ここが緩んでネジが脱落し紛失することを防ぐという意味があります。
上部の養生テープもきっちり固定というより気休め的に半固定という感じの養生です。
完成品はこちら。
隙間も問題ないレベルです
なんか装着時のTips書きたかったんですが、どうやってうまくハマったかわかりません。
敢えて書くなら、上部の爪がアームレストの回転軸を乗り越える必要があるのですが、これがかなり難しいです。
下から嵌めようとすると、最後に引っかかってきてうまくいかず。四苦八苦しているうちに突然うまく行きました。
多分、あまり角度をつけず真正面から嵌める意識の方が良いのかもしれません。
この時。一番端の爪が折れかかっているのを発見しましたが、今回の作業でのことなのか、以前Dで見てもらった時のものか、初期からそうだったのか皆目わからず。装着固定にそんなに影響ないので見なかった事にします。
長々と書きましたが、以上です。
尚、
品番は、
純正が3G0 819203
中華製は3GD819203
今回は3千円ちょいのものを購入しましたが、その半額レベルでも売っていますので、お安い商品を手に入れてみるのもありかと思います。
また、最後に私が参考にしたYouTubeサイトも掲載しておきますので、私と同じ目に遭った方は是非ご参考にしてください。
では
アディオス!