なんですがー
最近は、バッテリーをどう延命させるかってことに頭を使ってまして。
高周波の微弱パルスを直流電流に乗せてあげることで、サルフェーション除去が出来るらしいですが、これには返って良くないとの意見もありどうも賛否ある様です。
最新のテクノロジーではAGM(Absorbent glass mat)バッテリーが上の品質の様です。
バッテリー容量は20時間率容量で、69Ahです。
JIS規格が5時間率容量なので、日本でこの容量を読む時は、読み替えが必要なんです(結構重要)。
で、最後にCCA(Cold Cranking Ampere)ってやつ。
Crank(クランク)はエンジンを始動させる装置(道具)の意味でして、CCAはエンジン始動能力っていう意味です。
定義は、マイナス18℃の環境で、端子電圧が7.2Vまで低下するような放電を30秒間行った場合に、バッテリー内部にどれだけ電気を出力する能力があるかを判断する指標(アンペア)
マイパサのSEBANGのバッテリーでは680Aとなります。
※写真にもう一つ360Aと言う記載もありますがこれは、DIN規格で7.2Vじゃなくて9.0Vまで低下する時の放電電流値らしいです。
CCAが大きいとそれだけエンジン始動時に電流を流せるので性能がいいって事です。
突然死は、このCCAが限界まで劣化してる状況みたいです。
それでサルフェーション
それで、バッテリーって3年くらいでオシャカになるのが一般で、なので、車検が替え時という社会通念がはびこってるんですが、その原因の一つは、このサルフェーションってやつなんですけど、サルフェーションは除去さえすれば3年どころか、車と同じくらい寿命が伸びるとか。
※サルフェーションはググればいくらでも出てきますので、ご興味がある方はどうぞ
サルフェーション除去の道具は2種類
あります。
車載タイプ
バッテリー端子に付けて、ある電圧の間だけ作動してパルスを加えてくれるもの
充電器タイプ
いわゆる外部充電器なんですが、充電中に合わせてパルスも印加してくれるもの
マンションにお住まいの方は、ほぼ車載タイプしか選べませんよね。駐車場で電源取れないでしょうから。そしてメリットは付けてしまえば放っておいてOK。6-8千円程度でコスパが良い。
※デサリュフェーターとググれば結構出てきます。
一方充電器タイプは、補充電するならそれに合わせて出来ると言う点がメリット。また、車を2台以上持ってれば一台ずつ車載のデサルフェーターを装着するよりコスパが逆転するかも知れません。
※充電器もariでは本当に安いのも出てますが、その一方ですごく高価なものも出てます。ですが、一般の乗用車向けは1-3万円程度のものが主流と思ってれば間違い無いです。
実は、どちらにしようか本当に悩みました。
今ひとつ決め手にかけると言うか。
それで悩んだ結果、選んだのが、
今日来ましたー
結局、充電器タイプにしました。
珍しくそれなりに出費。
実物ですが、これ、意外と薄いんですけど、この面積の広さは不必要だと思います。
こんな価格もくせに中華製だったりします。
選んだ理由
車載器タイプを付けて普通の充電器で充電しても問題ないようですが、効果が現れなかった時に何が原因か判断出来ないこと。そしてやっぱり、しっかり補充電もしたいと言うのがその理由。
その前にこの充電器は、充電電流値を決めてあげなくてはいけません。
取扱説明書を見るとー
EN規格はこの80%になるので55Ahのバッテリーと等価と言う事になるので、バリバリ6Aのど真ん中という事になります。
従い、マイパサは6A充電電流で良い様です。
充電器によってはこのようにうっかり電流値に読み違えが発生しますのでご注意。
ちなみに80%を掛ける意味は下のグラフの放電時間と容量の関係から出てると思います。(100/125)
人間からしてみると充電は早く終わって欲しいですが、どうもダラダラゆっくり充電する方が優しい様です。
で、6Aセットして充電中に見てて驚いたのが、充電電圧。なんと、15.7Vを指してるではありませんか(充電器の表示)。
ちょっと高すぎるんじゃ・・
不安をよそに2.5時間程で終了。
早速試運転!
これがねぇ〜
たった1回充電しただけで、マイパサ元気ビンビン!嘘でしょーって感じ。
まぁ、かなり暗示にかかってる部分あるなぁ(笑)
今回よりこれからは、かなり頻繁に充電する予定。
果たして何年バッテリー持つのか!
期待値は5年は最低持って欲しい。
アディオス!




