パスカルに会わせてくれて〜♫
水戸黄門キャストの由美かおるをいつもドキドキ見てましたよね?
またまた〜
照れ屋さんなんだから〜
※注意:水戸黄門の世代は、私の親の世代です。
必然的に見る機会多かったー
という事で、今日は
「タイヤ攻略シリーズ番外編」
の「パスカル」(空気圧)について。
◇規定空気圧
マイパサの運転席のドアを開けるとー
の表示が。
230kPa(2.3bar)
は、もちろんタイヤの空気圧を示しているんですが、これはなんじゃっと言う話。
でも、kgも㎠も知ってるけどこのkPaって怪しい!
◇Paの呼び方
これは国際的に認められた、圧力の単位で、「パスカル」と読みます。kPaで「キロパスカル」。決して「ケーパ」じゃありません。
そんなアホなーと思ってるかも知れませんが、いますよきっと、「ケーパ」って呼んでる方。
ここから、私の様に物理が苦手な方にも、良くわかーる様に、パスカルを解剖!
その前に、準備体操。
◇圧力とは
単位面積あたりに加わる力の大きさ
◇力とは
物体に加速度が加わった状態の大きさ
◇加速度とは
物体の速さや運動の向きを変えようとするもの
こんだけ押さえておけばいいんです。
数式関係無し!
それで、いよいよ
◇パスカルとは
もちろん圧力の単位です。
そんでもって1Paは、1㎡当たりの面に、1N(ニュートン)の力が加わっている状態。
うわぁ、出た!、理科嫌いにさせるニュートン(N)ってヤツ。こいつの所為で多くの日本人が物理嫌いになったと言って過言ではありません。
知らない事を調べたのに、結局良くわからないニュートンが出てきて、それ以上知る気力を奪うんです。
で、結論から言うと、ニュートンはとっても簡単です。
◇1Nを体感!
これは102gくらいのモノを手のひらで受け止めた時に感じる重さです。
※高校生は100gと習う。
なんで、102gっと、こんな中途半端かと言うと、重力加速度が9.80665m/s2と中途半端だからです。
図で書くとこうね。
では、パサートのタイヤの指定空気圧の230kPaってどれくらいのもの?
これは、1㎡の面全体に23.4t(トン)の重さがある物体が、一様に乗っかっているという事です。
そんな圧力の大きさって事です。凄い圧力ですよねー
でも、これは単位がPa(=N/㎡)だからこんなに大きな数字になっちゃうんです。
これが、1㎠当たりに換算すると、約2.3kgの重さが1㎠の面に乗っかっているという事になります。これなら実感が湧きますかね。
でも大きな数字である事は間違いありません。
◇最後にbar
これはバールと呼びます。ちょっと廃れて来た単位。
100kPaが1barになります。
ネットには、気圧の説明として、
1hPa(ヘクトパスカル)=1mbar(ミリバール)
として紹介されてる思います。
いかがですか?
空気圧の単位も噛み砕けばかわいいもんですねー
次回は、車にタイヤを付けた状態で、なんで空気圧測って大丈夫かに触れてみたいと思います。
アディオス!