横爺は素敵な爺さん | Into the Sky —A compass for my life—

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パサバリ天国 Phase2。
クリエイティブに生きること。

ひょんな事からVWパサバリから僅か2年でオールトラックに乗り換え。
カーライフ中心ですが、日々のセレンディピティをどんどん語り尽くしましょう的ブログです。

先日、秋葉原に寄った時に見つけました。

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去年?から流行りだしたアキバカートの駐車場。

外国人観光客が、マリオの格好で秋葉原の車道を走り回ります。

ノーヘル、シートベルト不要らしいですが、正直、危なっかしくてにる気にはなりません。

さて、本題。

物理(ぶつり)」と聞くと、体中に、ぶつぶつと「じんましん」が出て来て拒否反応がでます。
ただ、世の中には、「ぶつり」にめっぽう強い方達がいますので、その方達のお知恵を拝借する事は可能です。
という事で、そんな方々の力を借りて、
今回は横爺(よこじい)について考えてみました。

よく、F1なんかですざまじい横爺だの叫んでますが、
実際に、一般車両で2爺(重力加速度の2倍)を感じる事が出来んのかというのが主題です。

単純に言うと、走行中に横爺を感じるには、カーブを回れば良いのです。カーブを回ると遠心力が、働きます。それが、体で感じる横爺です。

その遠心力を表したのが下の図。
うーん、我ながら作図上手い!
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この図に書いた式の様に、遠心力って、半径に反比例して、質量に比例します。
そして、円運動の速度の2乗に比例します。

横爺2爺となるという事は、
この遠心力が2mgに等しい事なので後は値を代入するだけで、その時の速さ求められます。

ここで、R400m(日本の高速道路に普通に出てくるリアリティのあるR)とすると、
Vの値は、な、なんと、

320km/h

つまり、400Rのカーブを時速、約320kmで走り抜けると、2爺を体感出来る事になります。
この速度なら、フェラーリなら体感が可能でしょうか。簡単に、2爺と言ってもいかに凄い領域かが、わかりますねぇ。

因みにRが4分の1になると、速度は2分の1で済みますので、100Rの場合は、160km/hで突っ切れば2爺を得られます。
この速度でなら、Golf Rでもいけそうですが、100Rをその速度で回りきれるかはちょっとわかりません。

普通の車なら、400Rでも、せいぜい出しても、120km/h位での走行だと思いますが、
式に代入すればわかりますが、その時感じるって、たった0.3爺にも満たない位です。

F1では、レーサーは、3爺4爺、それ以上を体感していると言われてますので、やっぱり想像出来ないですよねー

自然界では感じる事の出来ない体感も、車の魅力の一つなのかなぁ(決して無謀な運転を奨励してる訳ではありません)

そんな事を考えてみた1日です。

本日はこの辺で。