みなさま、ご機嫌うるわしゅう。
さる8月1日、2017年ノベル大賞の最終選考結果が発表されました。
受賞者は文庫デビュー確約、自由なアイデアで次世代のエンターテイメント作品を募る「ノベル大賞」、ただいま公式サイトでは選考委員による講評や受賞者コメントを掲載しています。新しい才能の誕生に、ご注目ください。
2017年ノベル大賞 最終選考結果 はこちら
WebマガジンCobalt、まずは今週の連載小説更新内容をご案内いたします。
>今週の更新小説
赤川次郎 「吸血鬼と幻の女」
白川紺子 「後宮の烏」
杉元晶子 「遙さんは今日も、昨日を編む」
コバルトの超ロングセラーミステリー、赤川次郎『吸血鬼はお年ごろ』シリーズに、最新作『吸血鬼と幻の女』が登場しました!
夫婦ゲンカから逃げ出し、深夜のバーで酒をあおる、冴えない中年男。いい加減酔っぱらった男の前に、とびきりの美女が現れ、男を誘惑してくる。まるで映画のような出来事が我が身に起こって興奮した男は、つい彼女と一夜を共にしてしまう。だが、それは恐ろしい殺人事件の幕開けで!?
コバルト文庫『銀灯師』シリーズの白川紺子、新連載でWMCに登場!『後宮の烏』連載スタートです。
後宮の奥深くに、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、うら若い少女だったと言う者もいた。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物探しまで、頼めばなんでも引き受けてくれるという――。ある夜、烏妃のもとを皇帝・高峻が訪れる。翡翠の耳飾りに取り憑いた、女の幽霊の正体を知りたいというが……。
杉元晶子、フレッシュな魅力の新作『遙さんは今日も、昨日を編む』は、第2回。後編が公開されました。
大学でひとりぼっちだった私は、人の記憶をもとに糸をつむぐという不思議な糸屋の店主・遙さんから、編み物を習うようになった。やがて、手編みのシュシュに目を留めた大学の同級生と親しくなった私。初めての友だちに手作りのシュシュをプレゼントすることになったのだけれど――?
【コバルト編集部からお詫びとお知らせ】
『後宮の烏』連載開始に関して
本日更新の『後宮の烏』は、編集部の事情により、当初の予定より遅れての連載開始となってしまいました。楽しみにされていた読者の皆様と白川紺子先生に深くお詫びを申し上げます。
>編集部おすすめのコバルト文庫を大量試し読み!
>ピックアップ文庫 更新しました!
コバルト文庫の新作だけをチェックするのでは飽きたらないあなたに。編集部からのオススメ既刊作品をご紹介する『ピックアップ文庫』では、月替わりのテーマにあわせて編集部が選んだオススメタイトルを、100ページの大ボリュームで試し読みできます!
8月のテーマは『激LOVEレヴォリューション』。
抗えない運命、激動のLOVE。あなたは、決定的瞬間の目撃者になる!?
→今月のピックアップ文庫はこちら
>コバルト文庫8月刊
>好評発売中です!
コバルト文庫2017年8月刊は、3タイトルがラインナップ。
全国の書店で、大好評発売中。WebマガジンCobaltでは、全作品の冒頭が試し読みできますよ。
炎の蜃気楼昭和編 涅槃月ブルース
桑原水菜 イラスト/高嶋上総
天都宮帝室の然々な事情 二五六番目の皇女、天降りて大きな瓜と小さな恋を育てること
我鳥彩子 イラスト/深山キリ
厄災王女と不運を愛する騎士の二律背反
藍川竜樹 イラスト/成瀬あけの
最新刊のストーリーが気になる方は、ぜひWMCで試し読みをチェックしてくださいね。
>第189回短編小説新人賞
>選考結果が発表されました!
2017年4月10日締め切りの第189回短編小説新人賞には、総数284通の応募作が寄せられました。その選考結果を、本日いよいよ発表。
今回はなんと2作品が入選! 最終選考作を含めた合計4作品と選評を公開しています。三浦しをん先生と編集部による選評には、「かきたい」方ならどなたでも参考にしてもらいたい「小説づくり」のヒントがちりばめられていますので、プロを目指す方は必見です!
三浦しをん先生による人気小説講座「小説を書くためのプチアドバイス by三浦しをん」も、次回8月10日に更新される予定ですので、お楽しみに
>料理愛好家・平野レミとコラボ!
>「食べ物のキモチ小説賞」応募受付開始!
うれしい、たのしい、おいしいレシピが満載な平野レミさんの公式サイトremyと、ココ口に響く味わい深い小説のお届けを目指すWebマガジンCobaltが、いっしょに考えた小説賞が始まります。テーマは、食材や料理を主人公にした小説です。
一人一人の、おいしい物語を綴ってみませんか? 審査委員長の平野レミさんも、皆さんからの素敵な小説を楽しみにお待ちしています!
>最強モノクロ技法が手に入る!?
>「オトメのモノクロイラスト講座」
>作品募集中!
WMCで、ふゆの上等兵とニーハイ軍曹が担当するモノクロ専門イラスト講座が始まりました! 文章に合った素敵な挿絵が描けるイラストレーターになるには、カラーだけでなくモノクロイラストの豊かな表現力が欠かせない。今回の講座のお題は、指定の文章に合った「挿絵」を描いて応募するという超実践的内容。あなたも、担当イラストレーターになったつもりでトライしてみてください。応募された作品すべてに、寸評がもらえますよ!
>今度の新人賞は「キャラしばり」!?
>「編集エリーの このキャラクターを使いま賞」
ただいま応募受付中の新投稿企画は、「息をするように妄想を吐き出す」編集エリープレゼンツ! 今回のお題は、イラストレーター・カキネが描く指定キャラ「カイ」が登場する小説です。プロフィールに書いてある以外の設定は、どれだけ好きにいじっても可。がっつり主人公に使っても、ゲスト的に使っても、ほんの一瞬しか出なくてもOK。求む、パッション!
→「編集エリーの このキャラクターを使いま賞」応募要項はこちら
>「泣けて泣けて、元気になる小説賞R」
>応募受付中です
昨年の秋に募集した「泣けて泣けて、元気になる小説賞」は、受賞作なしというまさかの選考結果になりました。そこで、選者の編集部・島田が、もう一度「泣けて泣けて、元気になる小説」を募る投稿企画を主催します。「泣ける小説」は、単純なようで実はとても難しいテーマ。みなさんにじっくりストーリーを練り上げてもらえるよう、今回は応募期間を長く設定しました。
あなたの小説で、今度こそ編集部一涙もろい男・島田を泣かせてみませんか?
【次回更新予告】
WebマガジンCobaltは、毎週金曜日更新。
次回8月11日は祝日にあたりますので、予定を繰り上げ8月10日(木)に更新を行う予定です。
>次回の更新予定
赤川次郎 / 白川紺子 / 希多美咲
8月は、「よめる」サイドに加え「かける」サイドも充実。
強力な連載陣に加え、ユニークな投稿企画がぞくぞくスタートします。お楽しみに。
来週は、2016年「あらすじ大賞」で「かきたい」読者をザワつかせた編集(て)が新たにお送りする「夏の三題噺大賞!」が8月7日(月)からスタート。
また、8月10日(木)には、赤川次郎『吸血鬼と幻の女』、白川紺子『後宮の烏』の更新に加え、希多美咲の新作が登場。
三浦しをん先生による「小説を書くためのプチアドバイスby三浦しをん」も更新されます。前回に引き続き「一行アキ」の効果的な使い方をレクチャー。「かきたい」方は必見の内容です!
次回も、どうぞお見逃しなく!