今回は、
これからマイホームを計画するという方に向けて、
『修繕』についての予備知識をお伝えします
種類が豊富な外壁材。
素材の性質ごとに簡単にご紹介します
①金属サイディングボード
…目安10~15年
スチールやアルミニウムなどの金属鋼板のこと。
デザイン性・耐久性にすぐれた金属板と、
断熱性・防火性に優れた裏打材によって形成されている。
美観維持・防カビのために10~15年で再度塗装すると良い。
【特に注意したい症状】
■赤さび
■錆
②窯業(ようぎょう)系サイディングボード
…目安7~8年
セメント質と繊維質を主な原料として板状に形成した素材。
タイル調、レンガ調、木目調などデザインが豊富。
基礎材は吸水性があり、防水機能は塗膜に頼っている部分がある。
塗膜の劣化を放置すると建物の構造にもダメージを与える可能性がある。
【特に注意したい症状】
■シーリング(目地)の劣化
■ボードのそり
■チョーキング(手でこすると白い粉がつく)
■爆裂(寒冷地)など
③モルタル
…目安10~15年
セメントと石灰や砂を混ぜて水で練った素材。
強度が強く耐火性に優れるが、防水性能が低くなると急激に劣化が進む。
ひび割れが発生することも。
【特に注意したい症状】
■モルタルの剥離
■カビの発生
■コケの発生
④ALC…目安10~15年
コンクリートを軽量気泡化した外壁材。
マンションなどによくみられる。
塗装が劣化したままだと防水性が乏しいため、
内部からボロボロに。
手遅れになると下地補修からの復旧が必要になる。
【特に注意したい症状】
■チョーキング
■紫外線による色あせ
⑤コンクリート壁
…目安10~15年
水とセメント、砂、砂利を混ぜたコンクリートは、最も強度がある外壁材。
しかし、経年変化で防水効果が劣化すると、
コンクリート内部に水がしみ込み、専門的な改修が必要になるケースもある。
【特に注意したい症状】
■クラック(ひび割れ)
■鉄筋爆裂(クラックなどから雨水などが侵入し、中性化が進行。内部の鉄筋を腐食し爆裂を発生させる)
⑥羽目板
…目安10~15年
木材は乾燥収縮が起こり、割れが生じる可能性がある。
厚みのある素材を選ぶことが大切。
板の重ね部分が不十分だと、つなぎ目から雨水が入りこむことがある。
【特に注意したい症状】
■変色(紫外線と雨によりシルバーグレーに変色)
■腐食(木材は微生物の餌になるので、条件によっては木材腐食しカビが発生。)
メンテナンスの年数はあくまでも目安となります。
製品やお住まいの環境によって、変わってきますので、
日常的に外壁の様子を見ておくと良いでしょう
「そろそろメンテナンスの時期かな?」
と思ったら、
情報収集をしてから、
複数の会社から見積もりをとることをオススメします。
みなさんにとって、何かのヒントにつながると嬉しいです♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
またいつでも遊びにきてくださいね!
(おしまい)
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