主婦インテリアコーディネーター(住宅色彩セラピスト)のコバルトグリーンです
いつもブログをご覧くださりありがとうございます!
今日のテーマは「間取り」です
新居に大型の冷蔵庫を搬入した時、
我が家にマッサージチェアがきた時、
どこから運び入れたかというと…
掃き出し窓です
駐車場に面した掃き出し窓から搬入しました
大型の家具は、リビングの開き戸から入らなかったのです
もしも掃き出し窓がなかったら、リビングドアの前のホールで行き止まりでした
掃き出し窓があって本当に良かったと実感した出来事です
2階にリビングや水回りがある間取りも人気がありますよね。
気にかけて欲しいことのひとつが、やはり「家具の搬入」です。
ドアから入らないというだけではなく、
階段が回り階段の場合も家具を運び上げられないことがあります。
その時は家具の搬入が2階窓からになるケースが。
設計段階では家具の搬入まで気にしていないお施主様が多いと思います。
「購入したい家具・家電が運び込めるのかな?」という視点で、
図面をご覧になってみてくださいね
家具を運び入れやすいということは、
ドアなどの開口が広かったり、
廊下の寸法にゆとりがあったり、
階段の形状も単純だったり…という特徴があります。
この特徴で助かる事がもう一つ。
「介護がしやすい」ということです。
廊下の幅が広ければ、あとから「手すり」をつける余裕があります。
「手すり」をつけても、将来、車椅子がゆったり通行できるということが理想ではないでしょうか。
たとえば子供部屋を2ドアにして、将来、2部屋に仕切る間取り。
賛否両論ありますよね
「子供にお金がかかる時期にリフォームで壁を建てるなんて」
「はじめから個室で良い」
というご意見もあるでしょう。
一方、お子さんがまだ赤ちゃんだったり、
お子さんの人数が未確定なご家族は
「小さなうちは広々と遊ばせたい」
「可変性を残したい」
というご希望もあります。
どんな目的なのかによって選択はかわりますよね。
たった1枚の子供部屋の壁づくりについて「予算」がどうのと賛否両論。
それなのに、
どうして「老後はリフォームして暮らす」と簡単に言えるでしょうか。
かかる金額の大きさは子供部屋の壁1枚の比ではありません。
大がかりなリフォームをする予算を、老後までに貯められるのでしょうか。
もしも「将来はリフォームすればいいですよ」と簡単に案内をする担当者さんがいたら、
それは本当の意味でお施主さんの将来を考えていないと感じます。
はじめから、できるだけ老後を意識しておくことで、住宅の「暮らせる」寿命が延びるのです。
住宅にかかるコストを、本当の意味で最小に抑えることができるのではないでしょうか。
家具の搬入を意識すると、介護に優しい家づくりに通じます。
もちろん要介護になってみてはじめてわかることもあります。
当たり前に想像ができる部分は、はじめから工夫しておくことがポイントです
家を建てる段階では、みなさんお若くてお元気な方が多いです。
しかし、必ず人は歳をとります
老後のお施主さんのことを考えてくれる住宅会社さんが、はたしてどれほどいらっしゃるでしょう。
お施主さんにとって本当に「価値のある家」を実現させてくれる住宅会社さんは素敵です
この記事を読んでくださる住宅会社の皆様にも、私の訴えが伝わる事を祈っています
(生意気なことを申し上げているのは重々承知しております。すみません。)
私自身、クライアントさんを本気で親身に考えられるICを目指しています
これからマイホームを建てるみなさんにとって、何かのヒントにつながると嬉しいです♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
(おしまい)
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