インテリアコーディネーター(住宅色彩セラピスト)のコバルトグリーンです
これから間取り考える皆さんへ向けて
覚えておきたい「床面積を増やす裏ワザ」をご紹介します
まず知っておいて欲しい基本情報をサクッと説明しますね
家の面積には
建築面積と延べ床(のべゆか)面積の2種類があります
ざっくりと説明しますと…
建築面積は、「建物を真上から見たときの面積」です
延べ床面積は、「建物のすべての階の面積の合計」です
※画像はお借りしています
建築面積は「建ぺい率」で制限され、
延べ床面積は「容積率」で制限されています
「むずかしい言葉が出てくるとチンプンカンプンになっちゃう」
という私のような人もいると思います
(文系の私は数字が出てくると眠くなる←)
ここでは細かい説明を省きますね
簡単にいうと…
あなたの土地には
「ここまでの規模のお家なら建てて良いですよ」
という制限があるのです
仮にあなたが50坪の土地に建築するとして、
50坪に目いっぱい
ギリギリの大きさでお家を建ててはいけないんですね
「50坪で、
このエリアの土地なら
○○坪までの大きさの家ならOK!
それから、
○○メートルの高さまでなら
建てられますよ」
というルールがあるのですね
制限がある中で、
少しでも床面積を増やしたいという場面もありますよね
方法は大きく分けて2種類ありますよ
①駐車場や地下室を利用する方法
②小屋裏スペースを利用する方法
それぞれ解説しましょう
↓↓↓
①駐車場や地下室を利用する方法
駐車場(車庫)・駐輪場は住宅部分の25%、
地下は地上部分の50%まで、
延べ床面積計算の対象外になります
※地下の緩和は住宅・老人ホームなどの利用に限ります
たとえば延べ床面積の上限が80㎡の土地の場合
地下をつくることで制限が緩和(地上の50%分)されます
すると…
※画像はお借りしています
なんということでしょう!
延べ床面積120㎡のお家が建てられるようになりますね
※実際は土地の条件によって変わります
②小屋裏スペースを利用する方法
小屋裏物置は直下階の50%までなら
床面積の計算の対象外になります
※ただし、
天井の最高の高さが1.4m以下で、
物置など居室以外での利用に限られます
↓↓↓
※画像はお借りしています
家づくりには多くの制限がありますが
裏ワザを使えば、
床面積を増やすことができて
より快適にすごすことができますね
今回ご紹介した裏ワザについては、
設計士さんなら皆さんご存知なので
間取りの希望を出すときに
相談してみるのも良いかもしれませんね
建築コストのUPなども関係してくるので
予算とのバランスを見ながら、
納得のいく間取りをつくってもらいましょう
マイホーム計画のひとつの参考になると嬉しいです
最後までお読みいただきありがとうございました
(おしまい)