住宅色彩セラピストのコバルトグリーンです
いつも「いいね!」やフォローをありがとうございます
とても励みになっております
久しぶりにアメトピに掲載していただいたようで、
たくさんの方に読んでいただき嬉しいです
今日は頂いたご質問にお答えします。
質問内容
↓↓↓
「キッチンの照明について、
ダウンライトだけでは暗いのではないかと心配です。
ペンダントライトは避けたいのですが、
何か良い方法はないでしょうか?
また、オススメの照明の本があったら教えてください。」
キッチン照明において大切なポイント
↓↓↓
■作業する場所はとくに明るくする
■影の落ち方に気を付ける
(自分の影が手元に落ちると暗くなるので背後から照らさないなど注意が必要)
■高演色の白色光を選ぶ
(食材本来の色の見分けがつくようにオレンジ系の光は避ける)
■LDKが一体の間取りなら、光のつながりを意識する
(調光・調色機能つきを選ぶ)
■清掃しやすい形状
(汚れが目に付く場所。清潔を保てる素材・形状を選ぶ)
■スイッチの操作性を考える
(スイッチが遠いと不便。また、壁ある場合は手が濡れていてもヒジで押せるカタチが便利←ズボラ視点)
キッチンの種類や間取りによって、
有効な照明計画は変わってきますね
①吊戸棚がシンク上にあるケース
吊戸棚がある場合は、
棚の下に蛍光灯や白い光の照明を取り付けましょう
↓↓↓
(画像はお借りしています)
センサー式でON・OFFできると、調理中、手が濡れていても操作しやすく便利です
②手元隠しの立ち上がり壁があるケース
昨年の我が家の写真です(使いまわしでスミマセン!)
ダイニング側からみると立ち上がりの壁があります
ここに照明が仕込まれていると便利
↓↓↓
人が立った時に目に直接光がこない位置につけましょう
(過去記事はコチラ⇒♡♡♡)
③フラットなキッチンカウンターで吊戸棚もないケース
この手のキッチンは開放感抜群ですが、
照明計画と収納計画がとっても大切になってきます
↓↓↓
(画像はPanasonicさんのHPよりお借りしています)
ダイニングやリビングから丸見えなので、
蛍光灯をドーンと天井に取り付けるよりは
ダウンライトで天井に埋め込むほうがスッキリ見えます
(蛍光灯も埋め込んだ方がスッキリ)
手元照明については、
ダウンライトをシンク上の天井に追加するか、
ペンダントライトを3つほどつけるのが一般的
光が手元に近い方が見やすいのです
また、天井丸見えのオープンな空間をおしゃれに演出できるのもメリットですね
もし、ご質問者様のように
「ペンダントライトは避けたい」という場合はどうしましょう?
地震対策もしたくて、ブラブラした照明は割れたりするので
避けようと思う方も少なくないかもしれないですね
地震対策と、オシャレと、使い勝手のバランス…
うーん…ジレンマですね
私個人的にはシンプルに、
ダウンライトをシンク上作業スペースに増やすのが良いと思います
また、将来の好みの変化を考えて、
ライティングレールをつけて、
そこにスポットライトを複数つける方法もありますね
↓↓↓
(画像はお借りしています)
迷ったときはできるだけ
調光・調色ができる照明を選べば、
生活スタイルの変化に対応しやすいかと思います
キッチンは奥様の城
おしゃれに演出することに注目しがちですが、
作業スペースとしての使い勝手(明るさ・光の色・影の落ち方)も
意識して決めると失敗がすくないのではないでしょうか
とくに私のように「近視」の奥様は、
照明の見やすさ重視がおススメですよ!
最後に質問者様のリクエストにお答えして、おススメの照明の本をご紹介します
プロ向けっぽいのですが、
図解が多く、一覧表でポイントが理解しやすい
良かったら図書館などでチェックしてみてくださいね
(ちょっとお高いのでね)
↓↓↓
超実践的住宅照明マニュアル[本/雑誌] / 福多佳子/著
2,640円
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2,640円
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以上
照明に悩んでいるご質問者様の参考になると嬉しいです
最後までお読みいただきありがとうございました
(おしまい)