住宅色彩セラピストのコバグリです

 

 

ファッションは流行を繰り返すといいますニコニコ
 
実は、インテリアの歴史を振り返っても
流行は変化を加えながらも繰り返していますキラキラ
 
例えばみなさん聞いたことがあると思いますが、
「ルネサンス」は、イタリアのフィレンツェで14世紀から15世紀初めに興った運動です
古代ギリシャ・ローマ文化の再生・復興運動ですびっくり
 
その後、
バロック→ロココ→ネオクラシズムと、様式は変化していきます
(インテリアの歴史もIC試験に出ます!ウインク
 
がしかし!
 
ナポレオンが19世紀の初めにフランス皇帝の座につくと、
その栄光をたたえ、古代エジプトやローマ、ギリシャの様式を再現した「アンピール様式」が形成されましたびっくり
 
過去のインテリアが時代の流れを経て見直され、取り入れられていくのですね
 
 
こんなに長いスパンでなくても、
インテリアの流行は
数年ごとに変化します
 
私コバグリが興味をもっていることは
「5年前、10年前、15年前のインテリアでも
現在にも通じる美しさ・普遍性はあるのか」
ということです
 
洋服なら流行が終われば新しく買い替え出来ます
 
がしかし!
 
住宅はそう簡単に建て直し・リフォームはできませんよね笑い泣き
(一般的に)
 
そこで!
 
数年前のインテリアの本で「今でも変わらなく通用するインテリア」を探しているのですグッ
 
時代ごとに流行があります
 
爆発的に流行したものが、数年して廃れると、あとに残るのは
「20XX年頃にこのインテリア流行ったよね!懐かしい!(ハッキリ言えば時代遅れ)」
という印象えーん
 
でも実際はインテリアが飽きたからといって、
気軽にリフォームすることができる方は、
そんなに多くないと私は思うんです
 
それは何も金銭的な面ばかりの理由ではなくて、
家具も家電も人間も入っている住宅にリフォームを入れる煩わしさだったり、
仕事や育児・家事に追われて時間的余裕がなかったり、
家が建ってしまえば、他の趣味に興味が移ってしまったり…
 
だから
私が提案するインテリアは
「どこか普遍性が根底にあるようなインテリアでありたい」
と、密かに思っています
 
もちろん、
クッションやラグや雑貨など、比較的気軽に交換できるものは流行を取り入れて楽しむのも素敵です
 
お施主さんの好みや個性もインテリアに投影してほしいですニコニコ
 
しかし、
床材や建具、壁紙などといった数年では交換しないものに関しては、
「10年後見たらどうかな?」という視点を忘れてはいけないと思っているんです
 
壁紙は比較的替えやすいですが、それでもいざ暮らして生活がスタートしてしまうと、業者さんを再び招き入れての作業は、少しおっくうになるものです
 
たどり着いた答えは…
 
シンプル・イズ・ザ・ベスト
 
明るい木目の床、オフホワイトや明るいベージュの壁、天井、白い室内の窓枠
 
 
このインテリアは10年前も、今も、10年後も、変わらず受け入れられると実感しました
 
また、伝統的な和室の美しさは今も変わらず受け入れることができました
 
これからマイホームを建てる皆さんキラキラ
 
流行も上手に取り入れつつ、
「10年後も好きでいられる内装」についても意識してみてはいかがでしょうかおねがいラブラブ
 
 
余談ですが…
 
私の自宅で意識したのは、交換しにくい場所に「黒」は使わないということ
 
黒いインテリア…
 
黒は、カラーセラピーの観点で「身体的ポジティブな効果は見られない」というカラーですアセアセ
 
身体的にも精神的にもネガティブな要素を増長させるとしており、
黒を長期にわたって使い続けることは決して薦めませんショボーン
 
とはいえ、流行のブラックをインテリアに取り入れたいという方も多いと思いますニコニコ
その場合は、照明器具やインテリア小物など、交換できる部分に使うと良いですねグッ
(我が家も交換できる場所に採用)
 
※あくまでもカラーセラピーの観点でのお話なので、参考程度に考えてみてくださいね
 
インテリアには「正解」「不正解」はありませんが、
こんな考え方もあるよということで皆さんの家づくりのヒントになると嬉しいですウインクラブラブ
 
最後までお読みいただきありがとうございましたニコニコ
 
(おしまい音譜