住宅色彩セラピストのコバグリです
今日はバスルームの色使いについてお話します
ある調査によると、住宅で一番事故が起きやすい場所は「階段」と「お風呂」なのだそうです
お風呂のイメージは「水」ということで、水のイメージで青をつかう人も以前は少なくなかったんですよね
が、しかし!
「体感温度」に注目して、安全なお風呂にすることをおススメします
寒色は暖色と比べて、見た目の温度差が約3度マイナスになります
寒い冬には高齢者や心臓の弱い方にとっては、さらに寒く感じられて負担がかかることになります
バスルームは温かみを感じるウォームベージュなどの色が安心です
また、手すりの色を壁やバスタブとそろえると、見た目はスッキリしますが、見づらくなってしまいます
とくに近視の方や、高齢者にとっては、事故防止の観点でベースとなる色と対照的な色にしておくと、見分けやすくて良いですよ
素材も、見た目や感触が冷たく硬い金属は避けた方が安心
触ったときの感触を意識して手すりを選ぶことで安全性が高まります
快適なバスルームになりますね
これからバスルームを選ぶ方の参考になると嬉しいです
(おしまい)