住宅色彩セラピストのコバグリです
以前、団地(社宅)に暮らしていました
敷地内には管理人さんや知人がたくさんいる環境
あるお宅でご主人が急に倒れたんですが
「大変!旦那が倒れた!来て!!」
と団地の窓から叫んでお向かいさんに助けを呼んだという実話があります
おかげで、直ぐに救急車を呼ぶことができたそうです
小さなお子さんをご近所さんに預けて病院へ
(処置が早かったため旦那さんは無事でした)
また別のお宅では、赤ちゃんが食事用の椅子から転落
救急車のサイレンに気が付いた周囲のひとは、若い奥さんに付き添い、なぐさめ、仕事中の旦那さんへ電話もしてくれたんだそうです
近隣とコミュニケーションがある暮らし
他県から嫁いだ私にとって心強いものでした
そんな暮らしから、新築一戸建てに越してきた我が家
団地と違って、叫んでも誰にも聞こえないんですよね
そのため、引っ越し当時年長さんだった息子に教えたことがあります
【子供に教えた緊急時の対策】
↓↓↓
①ママが倒れたら、固定電話で救急車を呼ぶ
紙に「きゅうきゅうしゃ→119」「じゅうしょ→(すべてひらがなで住所記載)」と書いて電話のそばに貼りました
定期的にシュミレーションもしています
②短縮ダイヤルの設定
義実家や私たち夫婦の携帯電話の番号を、固定電話の短縮ダイヤルに登録
子供でも使えるようにしてあります
普段から義父の携帯電話へ電話させて使い慣れています
③どうしようもない時は隣近所に助けを求める
困ったときは、お隣の〇〇さんや、近所のお店に助けを求めるように言っています
普段からのご近所づきあいを大切にして、子供の顔を覚えてもらっています
よく庭に出て遊んでいますし、義実家からいただく野菜のおすそ分けを子供にもっていかせていますよ
④不審者が侵入してきた場合「戦う」のではなく「逃げる」
今の世の中、何があってもおかしくないですよね
男の子は「悪者は倒す」と正義感に燃える子もいます…
(戦隊ヒーローの影響かな)
どう考えても大人にはかないません
戦わず逃げる、大人に助けを求めるということを徹底して教え続けています
⑤災害時の集合場所の確認
災害時は「小学校」に逃げると決めています
防災マップでも安全の確認がとれており、子供が一人でも行ける距離だからです
そして、合流するまでは必ず大人に助けを求めるように教えています
ほぼワンオペ育児の核家族
母親である私が動けないとき、頼れるのはわが子しかいません!
子供が自身の身を守る必要があるんです
核家族は核家族ならではの危機管理が必要ですよね
これからマイホームを建てる皆さん
マイホーム計画は、家を建てることだけでは終わりませんね
ハード面だけでなく、ソフト面の強化を意識してみてください
入れ物である「建物」を緊急時に強く、丈夫に造ること
そして
その中で暮らす「家族」も緊急時に強くなくてはなりませんよね
緊急時、お子さんが何をすべきか、普段から教えていくと安心です
「救急」「不審者」「災害」に対応できるようにしておきたいですね
みなさんが安心して暮らせますように
(おしまい)