こんにちはニコニコ
 

 

住宅色彩セラピストのコバルトグリーンです

 

 

 

 

私は本を読むことが好きです

たくさんの建築家の著書も、たのしく拝読しています

 

 

丹羽修さんという建築家の本の中に、印象的なストーリーがあります

 

 

 

 

 

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丹羽さんが19歳のころ、突然家の建て替えがあり、3階建ての近代的な建物に暮らし始めました

 

以前の縁側がなくなり、今時のアルミの玄関ドアつきの家となったご自宅

 

建て替えた途端、毎日のように遊びにきていた近所のお年寄りが、パタリとこなくなったそうです

 

お祖母さまはこうこぼした…といいます

 

「前の家のままでよかったのに・・・・・」

 

 

 

このお話を読んで、ハッとしましたショボーン

 

注文住宅は、暮らす人の生活を汲んで、その生活がより輝くようにしたいものです

 

100組のご家族がいたら、100通りの家があるはず

 

それなのに実際のところは、ハウスメーカーの営業マンが「何坪くらいてお考えですか?」「ご予算はいかほどですか?」「何LDKにいたしますか?」と質問してくることが多かったです

 

そして、「我が社の工法は…」「気密が…」と性能の話をきかされます

(もちろん性能も大事です)

 

予算は施主が決めるにしても、それ以外の部分は、建築に関して素人である施主に質問することではないんではないかな?と私は思うんですショボーン

 

 

なぜなら、それを提案するのが設計士と営業マンの仕事だからです

 

 

施主の価値観や趣味、暮らし方を理解して、プロが提案してくれるからこそ、心地の良い暮らしが実現するんですよねニコニコ

 

ヒアリング雑談って本当に大切キラキラ

 

 

 

 

 

建築家の丹羽さんのお話に戻りますニコニコ

 

丹羽さんは、サラリーマン時代に「日中の日当たりがほぼゼロの家」に暮らした経験があるそうです

 

ほとんど深夜に帰る生活だったため、まぁいいかと軽く考えていたとのこと

 

ところが…

 

朝日が入らない部屋で目覚めることが、思った以上に気が沈みました

 

「朝日が入らないことがこれほど苦痛になるのかとはじめて気づかされた」といいます

 

 

 

その苦い経験は、丹羽さんの建築に生かされていると思いますキラキラ

 

実は私も人生で11回ほど引っ越しをしました

 

日が当る家、当たらない家、新しい家、古い家、一戸建て、新築アパート、狭小団地…

色々暮らしてみて実感しています

 
 
丹羽さんのように土地を読み、人を読み、地域を読んで設計する大切さ
 
 
未熟な今の自分ができることは、何だろうって考えてみたら、やっぱりこうしてブログで発信しながら、学び続けることです
 
 
そして、3年後、5年後、10年後の自分をイメージして、今日を一生懸命に生きることです
 
 
土地を読み
 
人を読み
 
地域を読んで提案するビルダーが増えますように流れ星
 
 
みなさんが、良いビルダーと出会い、生活がより輝くお家を手にできますようにニコニコ
 
 
そして、「注文住宅」という名ばかりの「暮らしに合わない住宅」を建てて残念な思いをする人が無くなりますように虹
 
 
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました爆  笑
 
(おしまいラブラブ